
スワンバレーにあるJarrah Ridge Wines(ジャラリッジワイン)のセラードア入り口
スワンバレーってどんなところ?
オーストラリアにある数多くのワイン産地の中では、最も古い産地に分類されるスワンバレーは、ハンターバレーやバロッサバレーと肩を並べるほどの歴史を持ちます。
夏場の、暑くて強い日差しとドライな環境がブドウに良い影響を与えます。インド洋のそばに点在し、ブドウ栽培に必要十分な雨が降るマーガレットリバーと比べると、内陸に点在し1年を通して、極端に乾燥していることがスワンバレーの特徴です。湿気の無い環境こそが、ブドウ栽培において大きな利益をもたらします。
スワンバレーの強味
湿度の低いスワンバレーは、害虫の被害や樹が病気になることがほとんどありません。それを活かし、ほとんどのワイナリーはオーガニックまたは、化学物質を最低限に栽培しています。樹齢の古い樹がいつまでも、健康で残っているというのも大きな魅力です。
スワンバレーの土壌
首都パース市内を優雅に流れるスワンリバー。スワンリバーの地下深い帯水層には、ブドウを育てるのに最適なたくさんのミネラルや栄養分が含まれていると言われています。川を挟んで両サイドには、性質の違う土壌を持つことで幅広いブドウ品種の栽培に成功し、ブドウそれぞれに深みや複雑味を与えています。
都心部から数分の場所に広がるワイン産地であるが故に、休日になるとセラードアは地元の人たちで溢れかえります。
スワンバレーのワインは、ほとんどが、ナチュラルでオーガニックスタイルで造られていることも人気の秘密です。
もっと知りたい! ジャラリッジワイナリーについて
イタリアからの移民家族によって、1930年にブドウが植えられスタートしたワイナリー。2013年、ワイナリーを始めた家族が他界したことが端緒となり、オーストラリアで20年以上ワインを造り続けてきたカリスマワインメーカー マーク・モートン氏とシンガポールからオーストラリアへ移り住んだ若手オーナージミー・ウォング氏によって継承されました。
古くからのぶどうの木を守り、先代からのワインへの情熱を継承し、果実本来の味をしっかり感じられる凝縮感たっぷりのワインを作るジャラリッジのワイン。樹齢80年以上にもなる、古い木も未だ健康に美味しい果実を実らせ続けています。
モエヘネシー社で長くワインを造っていたマーク氏は、スパークリングワインを造る事にとても特化しています。スワンバレーという土地の栄養たっぷりの土壌と、極端にドライな気候環境によって、果実味たっぷりでキレの良い、スパークリングワインに最適なぶどうが育つという好条件下で、彼はシャンパンと同様のトラデショナルメソッドでスパークリングワインを造ります。その彼の造るスパークリングワインの泡のきめ細かさと豊かな香り、そしてドライな余韻はオーストラリアの多くの人を魅了してきました。
若きオーナー ジミーのポリシーは、ぶどうの持つ本来の味を最大限に反映させ、美味しいワインを造る事。そしてそのワインを最も親しみやすい価格で提供することで、多くの人に、真の美味しさを知ってもらいたいと語っています。オーストラリアでは、そんなジミーの想いあって、毎日飲みたくなるワインとして、ローカルが愛してやまないワインとしての地位に上りつめました。
シンガポールで生まれ育ったジミーがワイン造りに加わって以降、ジャラリッジのワインがアジア人の舌に合うということでも話題になりました。和食や中華など、私たちアジア圏内で食べ親しんでいるお料理と絶妙に合うことが、ジミーの生み出したジャラリッジの新しい魅力の1つです。
シニアワインメーカー マーク・モートン氏とワイナリーオーナー ジミー・ウォング氏
マーク・モートン氏とジミー・ウォング氏の来日が決定!
ジャラリッジワインの日本初入荷を記念して、2018年3月22日(木)大阪でジャラリッジワインメーカーズディナーが開催されます。
飲んだ人、誰もを魅了するピュアな味わいとトップシェフによる美食のコラボレーションをぜひ、ご堪能下さい。
ジャラリッジ・ワインメーカーズディナーの詳細
日時:2018年3月22日(木)
場所:ラグナヴェールプレミア(大阪ステーションビル ノースゲートビルディング28階)
料金:お一人様13,500yen
ご予約・お問い合わせTEL:06-6341-4433
https://premier.lagunaveil.com/restaurant/