5月もGWが過ぎると足早に梅雨の季節ですね。湿気でちょっとジメジメなときは……元気のいいスペインワインはいかがでしょうか。
今回は、世界のワイン生産量一位をいつもイタリアと争っている、スペインのラマンチャにある、Finca Refugioワイナリーをご紹介します。
2021.5.12
5月もGWが過ぎると足早に梅雨の季節ですね。湿気でちょっとジメジメなときは……元気のいいスペインワインはいかがでしょうか。
今回は、世界のワイン生産量一位をいつもイタリアと争っている、スペインのラマンチャにある、Finca Refugioワイナリーをご紹介します。
Finca Refugio ワイナリーは家族経営のブティックワイナリーで、オーガニックワインにこだわり、モダンでエレガントなワインから普段使いに軽くいただけるテーブルワインまで様々なシーンに合うワインを生産しています。現当主Benjamin Galisto氏は、1965年から40年間眠っていた先祖由来のワイナリーを復活させ、2005年から本格的にワインビジネスへ参入。一からワイン造りを始めました。そのワイナリーで最初にボトリングしたのは、赤ワイン。カベルネ・ソーヴィニョンとメルローでした。
現在は、プティ・ヴェルドとシラー種で作る赤ワインがメインになっています。50ヘクタールの有機栽培の自社畑のブドウから、高品質の赤ワインを生産しています。
Finca Refugioのワインは、IGPワイン、そしてAppellation of Origin Vinos de la Tierra de Castillaワインとして認定を受けています。ここは寒暖の差が激しく、年間を通して降雨量が少なく、土壌は浅い粘土石灰岩性。ブドウ栽培するには非常に素晴らしい土地です。ここで出来るブドウから作るワインは、独特の濃縮性、柔らかく複雑さなどを感じられるバランスの取れた素晴らしいものです。
筆者のお薦めは、Finca Refugioのプライベートブランド「Qurum」の赤ワインです。テンプラニーリョとプチヴェルドで作るこのワインは、非常に滑らかで雑味を感じることのないエレガントな味わいです。
QUORUM – PRIVATE COLLECTION
Appellation: IGP Vino de la Tierra de Castilla
ブドウ品種:テンプラニーリョ75%、プチヴェルド25%
香り: ミネラル、墨インク、香ばしいコーヒー、熟したベリー
味わい: 軽やかさとコクのバランスが絶妙で、赤ワインの深みを感じられる上品な味わい
アルコール度数: 14 %
2014年に「International Wine Contest Tempranillos Al Mundo」にて金賞受賞
URL: https://www.fincaelrefugio.es/en
Facebook: https://www.facebook.com/fincaelrefugio
子羊のソテーとエレガントな赤ワインを合わせて、ラズベリーのおソース、Munozのエキストラバージンオイル両方使っていただきました。
先ずはラズベリーソース。お約束どおり^^おいしいーーー
Benjaminの赤ワインを口に含むとお肉の味と赤ワインが一体化されたようにとても相性がよく最高の?マリアージュの一つかもしれない。いうことなし。
そして次はエキストラバージンオイル。羊独特の香りにエキストラバージンの青い華やかな風味が加わり、スムーズに口に入ってくる。おいしいーーー。できれば、ラズベリーソースの前に試すのがいいですね。
中々海外へ簡単に行けなくなり、親しい友人とも会えずにいますが……現代はチャット、電話、メール。そこへ行かなくてもデジタルの窓から簡単に顔を合わせたり、おしゃべりしたり。しかも「無料」(笑)
昔は毎月の国際電話料金が数万円も掛かり、しかも音声は今ほどクリアじゃなかった……信じられないですね。デジタルの進歩は嘆かわしい現代の問題も生みますが、嬉しいアイテムでもありますね。
どうしても話題がコロナ関連のものになりがちな昨今。懐かしい写真を眺めながら楽しかったことを思い出して、再開することを励みに、今できること、しなくてはならないこと、ポジティブに取り組んでいきたいですね。
おいしいワインに懐かしい写真もおいしいマリアージュ^^
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