ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーのワイナリー「ミラヴァル」のインポーターであり、環境に配慮した高品質なワインを輸入するジェロボームが、インポーター直営で仕掛けるワインショップとワインバーが、東京のパサージュ青山2階の「セラードア青山」だ。
バーについては緊急事態宣言の影響もあり、オープンしてよい状態になったら、という条件付きだけれど、テーブルワインから夢のような高級ワインまでが、インポーターから直接買える、ワインファンほど嬉しいワインショップだ。
2021.7.29
ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーのワイナリー「ミラヴァル」のインポーターであり、環境に配慮した高品質なワインを輸入するジェロボームが、インポーター直営で仕掛けるワインショップとワインバーが、東京のパサージュ青山2階の「セラードア青山」だ。
バーについては緊急事態宣言の影響もあり、オープンしてよい状態になったら、という条件付きだけれど、テーブルワインから夢のような高級ワインまでが、インポーターから直接買える、ワインファンほど嬉しいワインショップだ。
ワイナリーに行くと、造り手がワインを貯蔵しているセラーの扉を出てすぐのところに試飲直売所があることがあって、これを、ニュージーランドやオーストラリアでは「セラードア」という。
ファインワインのインポーター ジェロボームが東京 青山にオープンしたワインショップ&バー「セラードア青山」は、インポーターのセラードアだ。
ワイナリーのセラードアには基本的にそのワイナリーのワインしかないけれど、ここには、名前を挙げ始めたら切りがない約1,200種類のワイン、およそ4,000本が、店内に美しく並ぶ。
オープン前日の内覧会に参加した筆者がまず感じたのは、ジェロボームのワイン愛だった。
ワインの造り手であれば、自分のワインは自分の子供のようなもの。愛があって当然でもあるけれど、ジェロボームにとっては、自分たちが選び、買い付け、日本に持ってきたワインが誇らしく、愛おしいんだ、と店内を見ていて感じた。実際のワイナリーでこんな場所に遭遇したことはないのだけれど、ワイナリーを訪れたような感覚に陥る。
プラスチックフリーの店内は、ジェロボームのサステイナブルなワインを扱う、という企業理念を反映している。そしてそこに、生産者ごとに、その生産者の様々なワインと、そのバックヴィンテージ、さらに、マグナムボトルやダブルマグナムなど、ボトルサイズ違いまでもが豊富に揃っているのは、さながらセラードアの集合体といった雰囲気だ。
現在、東京は緊急事態宣言中のため、オープンはそのあとで、ということになるけれど、ワインが飲める場所もある。「ザ・ブティック」と名付けられたショップスペースの向こうにある「ザ・サロン」というバースペースだ。
バーといってもそこはヨーロッパ式で、アペリティフもいいけれど、きちんと、コース料理も愉しめるから、実質的にレストラン。食材は、国内で買い付けてきた、これまた、オーガニックなどナチュラルなもの使い、料理はフランス料理風。
このザ・サロンにワインリストはない。なんと、ショップのワインを、特にサービス料、抜栓料等の上乗せなく、そのまま飲めるのだそうだ。50万円のワインであろうが3,000円のワインであろうが例外なく。インポーター直営店なので、ワインの販売価格は正規価格。もちろん、偽物などまぎれようはずもない。ワイナリーからお店まで、温度管理もサービスもワインの扱いは筋金入りのプロによる完璧なもの。だから、ここは、ワインを飲める場所としては、最良かつ常時バーゲン状態だ。
遠方の方や、お取り寄せご希望の方には、オンラインショップもあり。会員登録すれば、10%オフになる。URLは以下に記載。
Cellar Door Aoyama
住所:東京都港区南青山2-27-18 パサージュ青山2F
URL:cellardoorfinewine.jp/