プロヴァンス地方最大のAOC、コート・ド・プロヴァンスの名門『シャトー ミニュティー』のワインが9月1日から、MHD モエ ヘネシー ディアジオによって輸入、販売されている。
サン・トロペのロゼワイン シャトー ミニュティー 販売開始
コート・ド・プロヴァンス 1級の名門
コート・ダジュールの地中海にぴょこっと突き出たところ。コート・ダジュールいち有名なリゾート地、サン・トロペと、それを見下ろすフランスいち美しい村、ガッサンの間に、シャトー ミニュティーはある。
ワイン的にはコート・ド・プロヴァンスとよばれるAOCで、生産量の9割近くがロゼワインというフランスロゼワインの主要生産地だ。
シャトー ミニュティーは月間100万本ものワインを生み出す、この地方の代表的なワイナリーのひとつで、1936年から親から子へと、3世代にわたって受け継がれている。1955 年には広いコート・ド・プロヴァンス内で一級「クリュ・クラッセ」に格付けされた、23のエステートのうちのひとつとなった。この23のエステート、すべてが現存しているわけではない。
自社畑は合わせて160ヘクタール。60ヘクタールが 、シャトーの周辺のシスト・石灰土壌の畑。そこから南に行ったラマテュエル村の丘陵斜面に20ヘクタール。のこり80ヘクタールは、サン・トロペから北に40kmほど、ヴィドーバンにある。粘土石灰質土壌の、シャトーヌフの丘陵斜面の畑で、1936年にシャトー ミニュティーを手に入れた、ガブリエル ・ ファルネが見いだした。
ブドウは農薬に頼らず育てられ、とりわけ、グルナッシュの品質に自信を持つ。日本でのラインナップは4種。いずれもロゼ。25年以上造られつづけ、高品質ロゼワインのシンボルとなっているのが『シャトー ミニュティー プリスティージ』、現在のオーナー ジャン・エティエンヌとフランソワ・マットンが造り上げた『ロゼ エ オール』、もっとも気軽に楽しめる『エム ド ミニュティー』、そして平均樹齢25年の選抜されたグルナッシュから造られるのが『281』だ。
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