• TOP
  • #WINE
  • 紫貴あきと柳 忠之のWINE-WHAT!?新商品テイスティング 2019年夏発売篇

紫貴あきと柳 忠之のWINE-WHAT!?新商品テイスティング 2019年夏発売篇

バイヤーズ・ガイド!  本当に美味しいワインを探しているひとのために

「すごく優れている」銀賞的ワイン 17.0点の部

17.0点 (紫貴)

輸入元:ピーロート・ジャパン 
生産国/地域:ニュージーランド/マールボロ
品種:ソーヴィニヨン・ブラン100%
希望小売価格:2,750円

02
セント・クレア ファミリー エステート
セント・クレア ヴィカーズ・チョイス ブラン・バブル
2018[泡・白]

【紫貴】 髪が逆立つほど、はっきりとした香り。パッションフルーツ、エルダーフラワー、西洋スイカズラといった、ソーヴィニヨン・ブランのテキストブックのような香りをもつ。キリリとした上質の酸味が良いテンションを与えている。一点の曇りもないきれいな果実味も好印象。冷しゃぶ(ポン酢)と合わせたい。

【柳】 繊細な泡立ち。グレープフルーツの皮を剥いた時の爽やかなアロマ。調和のとれた酸味をもつ、フレッシュでドライな味わい。アフターにこれまたグレープフルーツのようなほろ苦さ

最小限のスキンコンタクトを行い、ステンレスタンクで低温発酵。発酵終了後、ワインに炭酸ガスを吹き込んでいる。

17.0点 ◎(紫貴)

輸入元:アズマコーポレーション
生産国/地域:イタリア/フリウリ
品種:ピノ・グリージョ100%
希望小売価格:2,640円

03
アジェンダ・アグリコーラ・マリーナ・ダニエリ
ピノ・グリージョ・DOC・フリウリ・コッリ・オリエンターリ
2016[白]

【紫貴】 スパイシーな香りが豊かに香る。洋ナシ、ナツメグ、ビスケットの香り。華やかさはないが、コクのあるしっかりとした味わい。特にミッドパレットにボリュームが感じられる。醸しが絶妙で、アフターに広がる苦みも心地よい。控えめな果実味だとブラインドでは不利に思えるが、幅広い料理との可能性を示唆している。リエット、キスの天ぷら、アナゴの握りなど。

【柳】 白ワインとなっているが、外観は淡いサーモンピンク。甘味を連想させるキャンディ香。果皮由来であろうフェノリックな渋みをもつミディアムボディ。

樹齢60年以上のピノ・グリージョを、破砕後、8時間のスキンコンタクト。自制酵母による自然発酵。

17.0点 (柳)

輸入元:GRN 
生産国/地域:オーストラリア/西オーストラリア(マーガレット・リヴァー)
品種:カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー
希望小売価格:1,480円

04 
エメッツ・クロッシング
ヤーリングアップ レゼルヴ カベルネ・メルロー
2016[赤]

【紫貴】 色調はダークチェリーのような赤。ブラックベリー、ツゲ、シダ、丁子などのフレーバー。完全に角の取れた柔らかな渋み。果実味とのバランスも良い。決してオーバーパワーにならない寸止め感に、テロワールのポテンシャルや造り手の上手さが感じられる。

【柳】 カシスやラズベリーに、少しカカオっぽい香ばしさ。果実味豊かで、絶妙な抽出加減。酸味もきれいにバランスがとれている。タンニンは丸く、滑らかな舌触り。上質なボルドーのようなノーブルさこそものの、初心者にも安心して勧められるボルドーブレンド。

ブドウ栽培とバルクワイン事業をしていたピーター・ガンフィールドが、2015年に自社ブランドを設立。

この記事を書いた人

WINEWHAT
WINEWHAT
YouTubeInstagramでも、コンテンツ配信中!
フォローをお願いいたします。

Related Posts

PAGE TOP