
ネスプレッソ新商品発表会にて
ワインとコーヒーの相性
以前、読者ライターの紀子さんが「コーヒーワイン」という南アフリカのワインを紹介してくれた。
(「コーヒーワインってどんな味?」https://wine-what.jp/webwriters/10268/)
モカやカカオのようなコーヒーを思わせる香りが強いワインなのだそうで、実際にコーヒーワインという名で販売されている。ワイン好き、コーヒー好きの私は、このコーヒーの香りがするというワインを、ぜひとも飲んでみたいなと思ったのを覚えている。
コーヒーにワインを大さじ一杯ほど入れるワインコーヒーと呼ばれる飲み方がある。通常は赤ワインを使うが、白ワインでもいける。コーヒーの香りがふくよかになって美味しくなる。
シェリー酒もよく合う。ホットコーヒーにスプーン一杯のシェリー酒を加えるカフェ・ブルボンというカクテルは、フランスでよく飲まれているそうだ。
つまり、コーヒーとワイン(シェリー酒等の酒精強化ワイン含む)は意外と相性がいい。バーテンダーに聞くと、コーヒーカクテルに、ワインを使うレシピはとても多いのだそうだ。
ネスプレッソの新商品でつくる絶品ワインコーヒー
先日、ネスプレッソの新商品の発表会に参加した。この時、発表されたのは、最新式のコーヒーメーカーと、パリをテーマにしたという、少し濃い味のコーヒーカプセルのシリーズ。季節限定の新商品で3種類ある。
新コーヒーメーカー「クレアティスタ・プラス」は、全自動ミルクスチーマー付きでカフェラテやカプチーノも簡単に作れる。泡立てのきめの細やかさの調節もできるという。その性能の高さにも驚くが、ちょっとレトロなスタイルも気に入った。
そのコーヒーメーカーで、新商品「パリス・ブラック」「パリス・マカロン」「パリス・プラリネ」の3種類を作ってもらい、味わった。
「パリス・ブラック」は、パリのカフェで味わう一杯をイメージしたブラックコーヒー。フレンチを食べた後に飲みたい、焙煎のしっかりした苦味とコクのある一杯。「パリス・マカロン」は。甘いアーモンド風味のマカロンを想わせるフレーバーコーヒー。「パリス・プラリネ」は、ヘーゼルナッツ風味のキャラメルのような味わいが特徴のフレーバーコーヒー。
3種とも、基本は酸味より苦味が主体の深煎り風。泡立てたミルクとの相性もいい。ワインコーヒーには、酸味の強い浅煎りよりも深めに焙煎したコーヒーの方が合う。このパリスシリーズは、どれもよく合いそうだ。
「パリス・ブラック」には、カベルネ・ソーヴィニヨンのようなしっかりとした赤ワインが合いそうだ。「パリス・マカロン」や「パリス・プラリネ」は、「クレアティスタ・プラス」が得意な繊細に泡立てたミルクを使ってカプチーノにしたい。そしてそこに香り高い白ワイン、例えばシャルドネを加える。どうだろう、美味しそうだと思わないか?
この冬、寒い夜は美味しいワインコーヒーをお勧めしたい。大好きなあの人と、あったかい夜を過ごしてみてはいかがだろう。