春よ来い、早く来い

バレンタインにおすすめ! 「愛」という名の赤ワイン

今年は立春が2月3日になったため立春の前日の節分も1日ずれて124年ぶりに2月2日が節分になりました。

ブルガリアの節分

邪気を追い払い、春と共に幸福を呼ぶ「クケリ」祭

平安時代の宮中の行事が元となったと言われる節分の豆まきは、突然襲ってくる災害、病、飢饉などの恐ろしい出来事を邪気である鬼の仕業と考え、それを神聖な穀物の豆を使って追い払う儀式として始められたようです。

昨年来のコロナ禍で疲弊している状況を追いやって幸福が来ることを願って豆まきをした人も多いのではないでしょうか。

ブルガリアにも悪霊や災いを追い払い、春と共に幸福を呼ぶ「クケリ」と言う祭りがあります。クケリは古代トラキア人が始めたと言われ、獣や犬のような衣装を身にまとい、悪霊を追い払う重いベルを付けて街中を行進する祭りです。

悪霊・災いを追い払うベルを身に纏う
悪霊・災いを追い払うベルを身に纏う
お祭りのごちそう
お祭りのごちそう

昔はブルガリア全土で行われていたクケリも、現在では一部の市町村でのみ続けられています。一番有名なのが、首都ソフィアから程近いペルニクと言う町で行われる、スルヴァ仮面祭と呼ばれているクケリです。このクケリは2015年にユネスコの無形文化遺産にも登録されています。

残念ながらコロナの影響で今年のクケリは中止となってしまいました。

もう一つ春と豊穣を呼ぶ行事として2月14日に行われる「トリフォン・ザレザン」があります。これは葡萄の守護聖人・聖トリフォンに春の到来と豊作を祈願し葡萄の枝を剪定する儀式を行う日となっています。このトリフォン・ザレザンも古代トラキア人のディオニソスの祭りの名残りとも言われています。

世界のコロナ禍が収束し、海外との往来が復活し、東京オリンピック開催に向けて道が開け、経済状況や社会が明るくなる、名実ともに早く暖かい春が来てほしいものです

2月14日バレンタインデーに!

【カタルジーナ ラヴ】

ルビーレッドの色合いにボリュームがありながら滑らかでソフトな口当たり。
ケバブ、すき焼き、甘辛料理等とも好相性。
ハートマークが際立ち、特別な日のための最適なボトルです。
Aol-14.5% 、ブルガリア固有品種マヴルッド100%

【ブルガリアワイン・カタルジーナ催事情報】
★新宿伊勢丹B1グランドカーブ

・日時:2021年2月17日(水)〜23日(火・祝)
※時間10:00~19:00
※変更する場合があります

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トラキアトレーディング
ドバルデン!(こんにちは)、ブルガリアワインインポーター・トラキアトレーディング代表の岡崎です。まだまだ知られていないブルガリアのワインや商材を通じて、ブルガリアがより身近に感じられるよう、両国の懸け橋になることを目指しています。
https://trakiyatrading.net/

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