というわけで、今回は北&南の食事写真をご覧に入れたいと思います。
まず、北は美食の州、エミリア=ロマーニャから。笑顔が印象的なニコルッチのアレッサンドロさんに連れていっていただいた、地元のオステリアで食べたランチはハム&チーズの盛り合わせ、そしてこの地の土着品種サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャの赤ワインを練りこんだパスタ(!)。なんと5種のチーズを使い仕上げてあります。このあたりは山間部なので、やはり保存食や乳製品の加工品のバリエーションが豊富なのです。
さらに北のピエモンテ州。ピエモンテと言えば名物のタヤリンですね!
卵を練りこんだ細麺のパスタです。実はわたくし、このタヤリンの大ファンなのです!!
ひき肉がほろほろと麺に絡む具合が素朴で優しくて、なんとも言えず美味しいんですよね〜。
でもピエモンテに1週間の滞在中、毎日出てきてさすがに最後の方は辟易としましたが・・。
山&海コラボのカンパーニア、イカ、タコごろごろのシチリア
そして南はカンパーニア州。海にも面しているため、やはり魚介類が豊富です。かと言って、ワインの産地は山あいの標高の高い地域なので、例えばヤギのチーズなんかも美味しいんですよ。そしてなんとこの日はマグロの入ったカルボナーラを食べました! まさに山&海のコラボレーション。意外な組み合わせだけどなかなかいけます!!
そしてシチリア州。島なのでもちろんこちらも魚介をよく食べます。西南部トラーパニで食べた、ムール貝、イカ、エビ、タコがゴロゴロと乗ったクスクスのサラダは仕上げに魚のブロード(スープ)を回しかけるのが現地流です。
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