ワインとチーズの同郷を合わせる
ワインを料理の相性と同じく、ワインとチーズの相性を考慮する際には「同郷」を合わせると自然にマッチすると言われています。日本ワインや日本酒に和食を合わせることと、同じ感覚です。ワインとチーズと同じ生産地同士を合わせることはベストマッチと言われていますが、本当にそうなのでしょうか?自宅ワインサロンで実験してみました!
今回はワイン検定講師のワインサロンに、チーズ検定講師のチーズプロフェッショナルのチーズ検定講師をお呼びしたチーズマリアージュレッスンです!J.S.Aワイン検定にもチーズ検定にも、「同郷のものを合わせると最高のマリアージュだ」と謳っています。ただ、実際に体験したことのない方も多いはず。今回ご用意したものはこちらです。
チーズ: リコッタ・ラングル・クロタン ド シャヴィニョル・エポワス・ゴルゴンゾーラピカンテ
ワイン: シャンパーニュ・サンセール・ブラン・シノン・ブルゴーニュ ルージュ
パフォーマンスもチーズの魅力
まずはシャンパーニュから乾杯。シャンパーニュ地方のラングルを合わせます。ラングルの特徴でもある窪みに、シャンパーニュを注ぎ入れる仕草は至福のひと時。パフォーマンス性もあり、パーティーにもおすすめです!こちらはシャンパーニュと合わせるとマッチすること間違いなしで、シャンパーニュの香りとチーズの香りの双方を香り高くします。
サンセール・シノン(ロワール)には、ロワールのシェーヴルチーズを合わせます。こちらもチーズにひと工夫!そのままで食べて相性を確認し、チーズのアレンジ方法でトースターで加熱しホット・クロタンに!女性の生徒様が、お~!と驚かれる瞬間です。
ちなみに、アミューズには筆者レシピの「フルーツソース リコッタ添え」「焼きナスのムース ゴルゴンゾーラ添え」をお出ししています。こちらも料理の腕はいらない、簡単に作れるレシピです。
そして、ブルゴーニュ ルージュ(ピノ・ノワール)には、ブルゴーニュ地方のウォッシュチーズ・エポワスを合わせます。これが一番の今回のマリアージュ!と生徒様にも同感していただいたほど、繊細なピノ・ノワールにエポワスのクセのある香りが嫌味なくマッチします。最高です。そのまま、まずはチーズを召し上がって合わせていただき、その後は茹でたじゃがいもにエポワスを乗せて焼いたグラタン風に。
ワインもチーズも“同郷を合わせる事が一番のマリアージュ”と言いますが、実際に体験することはなかなかできません。女性としての意識が上がる、素敵な会となりました。ワインもチーズも「美容・健康」として栄養価も挙げられています。知らないことは損なのですね。
チーズとコーヒーやお茶(中国茶や紅茶)など最近はマリアージュの流行も見れるようになってきました。ワインとチーズという初心に戻り、最高のマリアージュを自宅で再現してはいかがでしょうか?きっと、今まで以上の体験をし、ワインとチーズをさらに好きになること間違いないと思いますよ!
2016年度ワイン検定 7月受付開始:www.winekentei.com
2016年度チーズ検定 受付開始:cheesekentei.com/application.html
この記事を書いた人
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1985年生まれ。
J.S.Aワインエキスパート。
小さなワインのお教室をしている傍ら、ワイン好きによるこだわりの創作おつまみレシピを料理サイト・ブログで掲載。
女性の皆さまへワインライフが豊かになるコツを発信中。
blog: http://ameblo.jp/norikostyle2
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