• TOP
  • #WINE
  • 「アツアツな2018年真夏に飲みたかった56本」
    3,000円以下バリュー・ワイン・コンクール

「アツアツな2018年真夏に飲みたかった56本」
3,000円以下バリュー・ワイン・コンクール

WINE-WHAT!?読者テイスター6人による《ひとりでしみじみ》《ふたりでしっとり》《みんなでわいわい》金、銀、銅!

《みんなでわいわい》部門 金賞

34 木下インターナショナル
ジョゼ・マリア・ダ・フォンセカ
ツイン・ヴァインズ ヴィーニョ・ヴェルデ
 
NV[白]

●生産国/地域:ポルトガル/ミーニョ
●品種:ロウレイロ70%、トラジャドゥラ15%、ペデルナン10%、アルヴァリーニョ5% 
●希望小売価格:1,350円

ポルトガルの一大企業として国内各地に畑を所有し、手掛けるブランドは30以上。軽快な白から濃厚な酒精強化まで幅広く扱うワイナリー。ワイン名の「ツイン」は、経営者一族に双子が生まれたことが由来。

上森 微発泡。黄色い花が香り、後半はミントを噛んだよう。ミネラル感が半端ない。岩手産の生ガキにレモンを添えたものと。
久世 りんご、洋梨、グレープフルーツなどの香りが強い。少しの甘味はあるが、それ以上に酸が強くてシャープ。余韻も長い。
寶田 都会的で、5000円のワインくらいに感じる。ノースリーブのワンピースとヒール姿でカジュアルレストランへ行って飲みたい。

35 EVER BREW(エバーブルー)
リーフレ・ランドマン
リースリング
2016[白]

●生産国/地域:フランス/アルザス
●品種:リースリング
●希望小売価格:1,350円

個性派であり優れた畑を所有するセピ・ランドマンに、三ツ星レストランにも愛されてきた名門ドメーヌ・リーフレが参画。その結果、新たなドメーヌとして誕生したのがリーフレ・ランドマンだ。

宮本 黄桃、ハーブ、ホワイトペッパーが香る。アタックは強めでドライ、アルコールもやや高め。鱧や海老の天ぷらを塩で。
熊坂 酸味が余韻まで長く続く。ラクレットなどのチーズ料理と合わせたい。 
藤森 パイナップル、ライチと果実の香りがふくよか。味わいもリッチで、ナッツやトーストの余韻が長い。熟したりんご、アップルパイとも相性良。特に女性に飲んでほしい。

36 アルビーナ アンジェラ
ミニス・テリオス
ロシュ・インパラット
2015[赤]

●生産国/地域:モルドバ共和国/モルドバ中央部(コードゥル地方)
●品種:フェテャスカ・ニャグラ58%(土着品種)、ララ・ニャグラ30%(土着品種)、カベルネ・ソーヴィニヨン12%
●希望小売価格:2,800円

畑は一年を通しほとんど雨の降らない、乾燥したモルドバ中央部に位置。地場品種と国際品種をブレンドして造られる。ワイン名は、モルドバに伝わる話「ロシュ・インパラット(赤い王様)」に由来。

久世 いちご、ラズベリー、赤プラムなどが香る。華やかな果実味で酸味もほどよく、上品な味わい。タレ味の焼鳥に合わせたい。
藤森 黒系果実のような凝縮度の高い果実味あり。デミグラスソースのハンバーグなど、ガッツリお肉料理を食べたいときのお供に。 
宮本 ナツメグ、リコリスなども香り、アタックは強めでボディも引き締まっている。屋外でのBBQ、赤身の牛肉ローストと。

37 三国ワイン
クネ
クネ ルエダ
2016[白]

●生産国/地域:スペイン/ルエダ
●品種:ベルデホ100%
●希望小売価格:1,400円

リオハの秀逸な赤ワイン生産で成功したクネが、近隣の白ワイン産地ルエダに進出。ブドウを冷涼な夜間に手摘み収穫するなどの配慮を重ね、伝統を重んじるクネらしい安定感ある白ワインを完成させている。

宮本 小さい花、青りんごの香りにスモーク臭も加わる。ゴーヤとベーコンの炒め物と。 
寶田日本の海辺での海水浴を思わせる、夏の香りにあふれる。味は意外とまろやかなので、ゴーヤのような苦味のある食材と合う。
佐々木 渋味はグレープフルーツや甘夏みかんのよう。鶏となすの甘酢がけなどと。
熊坂 スッとした飲み口ながら、アフターには広がりがある。冷製のトマトパスタに。

38 ワイナリー和泉屋
カスティーリョ・デ・マエティエラ
リバリス・ロゼ
2015[ロゼ]

●生産国/地域:スペイン/バジェス・デ・サダシア
●品種:モスカテル・グラーノ・メヌード、シラー
●希望小売価格:1,800円

2002年の創立以来、赤ワイン産地として有名なリオハにて、地場品種を用いた白ワインの在り方を提案し続けてきたワイナリー。ロゼも白と同様、ステンレスタンクのみで醸造・熟成を行う。

上森 少し濃いめのオレンジ系ピンク。ベジタブル感は強くないので、ズッキーニ、トマト、ブロッコリーなどの温野菜とともに。 
藤森 イチゴの香りがしっかりと感じられ、ほのかなスパイス香も心地よい。海辺でサーフィンした人たちが飲む風景にピッタリ。
宮本 アタックは強く、果実の成熟度が高い。酸は控えめで、果実感のほうが勝る。中華料理で、最初からデザートまで通して。

この記事を書いた人

WINEWHAT
WINEWHAT
YouTubeInstagramでも、コンテンツ配信中!
フォローをお願いいたします。

Related Posts

PAGE TOP