《ひとりでしみじみ》部門 銅賞
山内 本来の姿か不明だが、バナナやドリアンを思わせるほどの香りは還元由来かも。トロピカル・テイストで少し甘さも感じる。
前嶋 りんごのコンポートのような熟した果実味のニュアンスが強い。
藤本/若くて果実味豊か。鶏の照焼を用意し、新入社員にガンガン飲んでもらいたい。
福田 造りのコンセプト自体は◎。初夏の映画鑑賞に。最後は主人公が幸せになるけれど、考えさせられるところもある『恋愛小説家』のようなベタベタではない恋愛映画を。
山内 桃が香り、酸が強めでややクセのある辛口。 バルコニーで緑を愛でながら飲みたい。
前嶋 酸が心地よく、アミノ酸のニュアンスも感じると。初夏の昼にひとり飲みしたい。
村崎 ブルーチーズが合うのでは。少しお酒を進めた時のリフレッシュ用として活用できそう。
濵本 ふっくらとした甘味も印象的。のんびりと家のソファで、フォカッチャをつまみながら。
山内 樽と熟成香の要素も加わり、熟成したブラン・ド・ブランのようなテイストに。
前嶋 まだ緑の残る果実の香り、強めの酸、はちみつのようなニュアンスがある。バランスがとれていて、コスパが高い。
村崎 さわやかな風が吹き抜けていくようなワイン。
濵本 黄色い花、オレンジの中ぶりのバラ、ハーブ、青りんごが香る。暑い日中、陽光が差し込むリビングで。
山内 好き嫌いが分かれそう。ハーブとコンポートの中間の香りがして、ブドウの皮のえぐみが少々。赤ワイン好きな人に。
前嶋 華やかさを奥に秘めつつ、控えめにまとまっている。
福田 柑橘系の香りがハッキリと感じられ、でも味は甘くもなく濃くもない。ちょっとしたヴェジタルさが、7月初旬の快晴日に合いそう。横浜みなとみらいで潮風を感じながら、散歩のお供に。
16 トレジャリーワインエステーツジャパン
マトゥア
ピノ・ノワール・ロゼ マルボロ
2017[ロゼ]
●生産国/地域:ニュージーランド/マルボロ
●品種:ピノ・ノワール
●希望小売価格:2,000円
山内 香りにトーストのニュアンスあり。赤ワイン専門バーでボルドーに飽きたとき、気分を換えて飲みたい。
前嶋 淡いピンクに少し黄色がかった色調。多少、還元気味。
福田 白ワインのいいところと、ロゼワインに欲しいところを併せ持ったロゼ。香りが素晴らしく、色合いも涼やか。初夏に花見をする機会があれば、このワインはピッタリ。
山内 カシスのジャムのニュアンスがあり、タンニンは少なめ。わりとアッサリと飲みやすく、焼き菓子に合いそう。クッキーを貪るように食べながら飲みたいワイン。
前嶋 よく熟した果実味にあふれている、ニュージーランドらしい甘めの1本。
福田 初夏らしさをさがしてみたが、どのエリアやシーンの初夏がふさわしいかパッと思いつけなかったため、残念ながら評価が低めに。
18 サッポロビール
カセラ・ファミリー・ブランズ
[イエローテイル]レッド・モスカート・バブルス
NV[泡・赤]
●生産国/地域:オーストラリア/ー
●品種:モスカート種
●希望小売価格:1,100円
村崎 ジンジャーのニュアンスもある、微発泡の甘口。夏の海辺のBBQにて、冷やして、もしくはオンザロックで。
濵本 まるでジュース。はちみつ漬けの梅干し、いちご、レッドカラントが香る。味わいもはちみつ梅酒のロックのようで、チャーミング。
井上 いちごジャムのニュアンスで甘さが強い。喉が渇きそうだけれど、ストレスがたまった夜の寝酒としていただきたい。