《みんなでわいわい》部門 銅賞
山内 青草のニュアンスがある。テイストも、ロゼというよりソーヴィニヨン・ブランに近い。ガーデンBBQで、若鳥の香草焼きなどと。
前嶋 ほど良い酸味。テニスの後、マダコのパスタと。
福田 一瞬スナック菓子かと思うほどメープルシロップっぽい香ばしい香りがして、食欲が掻きたてられる。休日の昼、「初夏とパンケーキと私」のシチュエーションで乾杯したい。
山内 わずかにハーブが香る。少し出汁のニュアンスもあり、飲みやすいことは確かだが印象は薄め。バターを多めに使った白身魚のムニエルと。
前嶋 まとまりのある印象。コスパに優れていて、家飲みにちょうどいい。
福田 しっかりとした味わいだけれど重くはない。初夏のディナー会に「しっかりした白が好き」という人が参加するとき、このワインの差し入れはニクイ。
濵本 レッドカラントなどの赤い果実が香り、甘味をしっかり感じる。ステーキハウスのディナーで、アメリカンビーフのフィレのグリルと。
福田 海開き前の季節の海辺で開催される、ハンバーガー・パーティに。
井上 濃厚で甘めなので、真夏には厳しいかも。ただし屋外でのバーベキューソースを使った料理と合わせるなら、夏でも需要はあるはず。
村崎 麦わらの香りがして、味わいは若干ミネラル分が表に立つ。スパゲティ・ボンゴレとともに。
濵本 青い香り。グリーンアスパラガスの炭火焼など、そのときの気分次第でシンプルな料理を選んで。
井上 活き活きした草原のようなグリーンの印象が強い。涼しい香りは、高地の涼しい風を思い起こさせる。品種特性の青さと苦味は、シェーブルチーズなどに合いそう。
村崎 ミネラルを感じる味わいにまとまりがある。するする飲み進めやすい。
濵本 グレープフルーツ、レモンピール、小ぶりの白い花が香り、酸が活き活き。女子会のスタート時、バターの効いたクラッカーやビスケットをアミューズ代わりにし、元気いっぱいで乾杯!
井上 香りは華やかであまやか、味わいは瑞々しくてフルーティ。生ハムメロンなど軽い前菜ともGOOD。
前嶋 青りんごやグレープフルーツが香り、さわやか。酸が強く真夏向き。山内/百合の花が香り、酸はあるものの総体的に飲みやすい。高原を走る鈍行のイベント列車のなかなど、乗り鉄に勧めたい。
村崎 洋梨の香りが強く、酸もしっかり。初夏の海辺で魚介のBBQ時に。
井上 軽やかでフレッシュ。弾ける泡がラムネのよう。キンキンに冷やして、海辺での最初の乾杯に!
村崎 十分なミネラル分を含み、飲んだ後には酸が舌上にやや残る。まったりとした午後、家族と出かけた先の公園で昼寝をする前に飲みたい。
濵本 洋梨、かりんが香る。小料理屋さんでの同僚の集まりで、炭鉢にのせたサザエの壺焼をチビチビつまみながら。
井上 香りはグリーンのイメージ。酸が比較的おだやかなので柔らかい印象にはなるが、ゆるりと飲むにはいい。
山内 出汁やたばこの葉を思わせる香りは強いが、テイストはソフトでタンニンが弱め。室内で飲みたい。
前嶋 味のバランスがうまくとれてる。真夏の海岸で、焼いた帆立を合わせて飲みたい。
福田 シナモンをはじめスパイシーな香りの要素が強い。夏ならではの鍋料理に合わせられそう。辛い鍋や麻婆豆腐、さらにはパプリカなどの夏野菜を入れたカレーもいい。
前嶋 青りんごの香りが華やかで、初夏のイメージにピッタリ。
福田 シャンディガフやジンジャーエールが好きな友達にウケそう。森のなか、新築のログハウスやペンションで飲みたい。ホームパーティや、外でのピクニック時にも。
井上 スプリンクラーで水が跳ねる芝の様に、グリーンノートがしっかり。味も香りの印象通り。グレープフルーツのサラダなどと合わせたい。
前嶋 青いレモンやグレープフルーツのニュアンス。気心知れた仲間とのパーティに。
濵本 レモン、キウイ、小梅、青草が香る。リードを外されたチワワが元気に走り回る姿を眺めながら、最初は氷を入れ、後は温度が上がるにつれて変化する様を楽しんでいきたい。
福田 お呼ばれしたときの差し入れにピッタリ。パプリカなど色彩豊かなヘルシーサラダ中心のパーティに。
山内 わずかにラズベリーが香る。味わいは少しタニックで華やかなスタイルで、ロゼの王道を行く。鰹のたたきに合わせて飲みたい。
前嶋 酸味がやや強めである点を考えると、どちらかといえば初夏よりも真夏向きでは。リゾート地のプールサイドで飲みたい。
福田 際立った特徴が見いだせない分、飲む時期は春でも初夏でも真夏でも問題ないのでは。
山内 味わいには出汁の旨みに似たニュアンスを感じつつ、総合的にはあっさりしたスタイルを貫いている赤。
前嶋 全体にバランスがとれていて、いいまとまりを見せてくれる。
福田 際立った個性は感じられない。相性がいいのはマグロのステーキなど。焼き方はウェルダンにせず、ちょっと生っぽさを残した肉料理と合わせたらうまくいきそう。
村崎 若干強めの酸としっかりとしたミネラルを感じる。旬を先取りする夏野菜の天ぷらに合わせたい。
濵本 黄色い小ぶりな花のブーケの香り。味わいに苦味があるので、ゴーヤのサラダに。東南アジアのように蒸し暑い日、「今年も暑いね」と言いながら飲みたい。
井上 果実味より、余韻で引っ張る苦味のほうが印象は強い。初夏向きとするなら、さらに少し酸があっても。
山内 ライムがかすかに香り、さほど印象には残らない。パーティワイン向き。
村崎 BBQ時の焼きそばに合いそう。
濵本 30代の友人の集まりで、気さくにサクサク飲み進められる。あさりや蛤のスープ、しょうゆベースの魚介と野菜たっぷりな鍋などと。
井上 香りは比較的穏やか。口中でアルコールをしっかりと感じ、ボリュームはある。夕焼けを眺めながら飲みたい。
前嶋 青りんごやはちみつが香り、モスカート系ならではの甘味が強い。ワインが苦手な人も飲みやすい。
濵本 百合などの大ぶりの白い花が香り、バラのジャムやアプリコットパイのニュアンスも。家族との夕食時、クリーミーなスープや母お手製のクルミパンと一緒に飲みたい。
井上 とてもフローラルで、残糖度が高く華やか。担々冷麺などピリ辛の冷たい中華麺と。