なぜ白ワインを赤より小さなグラスに注ぐの?
ジャンシス・ロビンソンMW(マスター・オブ・ワイン)が2018年6月25日、自身のブログにつづったところによると、このワイングラスウェアのコレクションはワイングラスとふたつのデキャンタ(若いワイン用と成熟したワイン用)、それにステムレスのワイングラスとしても使えるウォーターグラスの4種類からなる。ごくシンプルな構成になっているところがミソで、熟成ワイン用のデキャンタはウォーター用の贅沢なフラスコにもなる。
「ジャンシス・ロビンソン グラスコレクション」は、リチャード・ブレンドンという英国の若手プロダクトデザイナーからのアプローチで実現したもので、ワイングラスはたとえば、リムが極薄になっている。できる限り液体と緊密なコミュニケーションをとるためなのだけれど、この極薄リムを実現するには熟練した職人の仕事が必要だったという。
しかも、極薄リムなのに皿洗い機に対してフレンドリーだそうで、これは大量のグラスを使うジャンシス・ロビンソンMWの個人的な第一の要望だったという。
ワイン用のグラスが1種類しかないのは、何種類もつくっても置く場所がないし、彼女自身、42年間にわたって、ひとつのグラスですべてのワインを楽しんでいるからだ。そもそも彼女は、白ワインを赤ワイン用のそれより小さなグラスに注ぐ意味がわからない。なぜなら多くの白ワインが平均的な赤ワインより豊かな香りを放っているからで、それなのに……というのである。
なるほどなぁ。
シンプルなデザインのなかにジャンシス・ロビンソンMWのワインに対する考え方が反映されている。これは欲しい!
商品概要
ブランド名 : ジャンシス・ロビンソン グラスコレクション
商品名 : ザ・ジャンシス・ロビンソン ワイングラス
発売開始日 : 2019年5月28日(火)
希望小売価格 : 6,500円(税別)
素材 : クリスタル(手吹き/無鉛)
原産国 : スロベニア
サイズ : 口径61mm 最大径90mm 高さ224mm 最大容量500cc
生産者 : リチャード・ブレンドン
日本総販売元 : 日本クリエイティブ株式会社