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ボルドー最古のワイン商が提案する、旅するように楽しむワイン

チーフワインメーカー、ローラン・プラダさんが語る“バルトン&ゲスティエらしさ”とは?

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デイリーなワインで始めるボルドーの新しい楽しみ方

 ワインを飲み始めたころにはよくボルドーを飲んだけど、最近あまり飲んでないな……なんていう人にあらためて提案したいのが、デイリーに飲めるクオリティの高いボルドー。1725年創業のボルドー最古のワイン商バルトン&ゲスティエのチーフワインメーカー、ローラン・プラダさんも、ボルドーワインをもっと気軽に楽しんでほしい、といいます。

「ワイン商として長い歴史の中で数々の高級ワインを取り扱ってきましたが、いまはその豊富な経験をもとに、ボルドーであるという安心感、そして毎日でも飲めるような価格設定の、より親しんでいただきやすいワインを造っています」。

同社は、フランスのワイン商としてはめずらしく、自社でのワイン造りをしており、ボルドーをはじめ、フランス全土25アペラシオンのワインを製造しています。

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国際的なコンクールでも多くの賞を受けている。

老舗のノウハウがいきる安定したワイン造り

バルトン&ゲスティエは、世界130ヶ国で、合計1千万本ものワインを販売しています。すべての国で、毎年、安定した味わいのワインを提供し続けるのは、容易なことではありません。
「ワインは農作物であるブドウで造るものですから、気候や天候など、自然条件によるビンテージごとのバラつきは、当然ながら避けられません。ただし、当社のワインを飲まれる方は、いつも同じ味、同じ品質を求めているので、そこにブレがあってはいけないのです」(プラダさん)。

フランス全土の各アペラシオンにある合計200もの生産者とパートナーシップを組み、徹底した品質管理を行っていますが、ビンテージごとのブレをなくすために、同じアペラシオンの中でも複数の生産者と契約。同年、同アペラシオンの中でも畑が違う生産者のワインのアッサンブラージュを行うことで、安定した品質のワインを造ることができるのです。

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チーフワインメーカーのローラン・プラダさん。シャンパーニュ、ボルドー等で醸造経験を積み、2002年にバルトン&ゲスティエに入社。

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