シャンパーニュにはドラマがある。それはメゾンのヒストリーであったり、醸造責任者の哲学だったり、テイストや泡の強さにアロマといったシャンパーニュそのものからもドラマが見える。こうしたシャンパーニュそれぞれのキャラクターと贈られる人とのキャラクターをあわせて選ぶのが楽しいのだ。
フレッシュな柑橘が香る、強めの泡。ワインメイカーは若手のホープ。となれば贈る相手はやはり新社会人か。熟成されたジビエがあうような男のロゼなら40代の働き盛りの昇進や栄転。皇帝に献上されたエピソードがあるプレスティージュ・シャンパーニュなら目上の大先輩で、ニューヨークのセレブ・アーティストがバックステージに必ず用意させる、なんてエピソードがあるアイテムなら芸事やレッスンをはじめた輝く女性に。ロイヤル・ウェディングに採用されたり、その昔、2つの家が結ばれたことで生まれたメゾンなら、結婚のお祝いにもちょうどいい。
その人のことを考え、その人へのエールを考える。そのとき、シャンパーニュはきっと役立ってくれる。あなたにとっても、贈られる人にとっても。
新社会人×G.H.マム コルドン・ルージュ
勲章を模した赤いリボンは、数々の国際的なスポーツ大会の公式シャンパーニュとして、勝利の瞬間を彩ってきた。これからの人生、数多くの勝利をつかんでもらうため、という祈りをこめて。勝利は大きなことだけでなくてもいい。日々の仕事の達成でも、叱咤を乗り越える夜でもいい。人に勝つのではなく自分に勝つ。赤いリボンをいつでも心に。
新婚夫婦×テタンジェ ブリュット・レゼルヴ
人生に華やかさと彩りを。幸せな日々のためには現実と戦うこともある。2人でゆっくりとした時間を持つことも難しいかもしれない。そんなときに、ほっとできる香り、口当たり、飲みごこちのシャンパーニュで乾杯。もちろんほっとできるだけじゃない。世界中のセレブリティの幸せな時間を彩ってきた華やかさは、2人の明日への元気となるだろう。
先輩世代×シャルル・エドシック ブリュット レゼルヴ
洒脱と情熱でシャンパーニュの世界を駆け抜けたシャルル・エドシックの創業者「シャンパン・チャーリー」。仕事に生き、社交に生きたダンディの代名詞ともいえる人生の達人というメッセージを先輩に。10年以上熟成させたものを含む常識はずれともいえる40%のリザーブワインは山あり谷ありの人生を思わせてくれるコクと余韻に現れる。