クヴェヴリによるワイン造り
ジョージアのブドウ栽培及び、ワイン文化の発祥の地としての知名度、ジョージア国の認知向上、観光と投資の促進を目的とした「GEORGIA Homeland of Wine 世界最古のワイン ジョージアワイン展」が2019年3月10日(日)から開かれている。
カスピ海と黒海に挟まれた南コーカサスの国ジョージア。かつてグルジアと呼ばれていたこの国には、約8000年にもわたって継続されてきたワイン製造の伝統がある。
その特徴はクヴェヴリ(壺)という素焼きの大きなツボを土中に埋め、そのなかでワインの発酵と醸造を行うことにある。驚くべきはこの古代式醸造法が現在も引き継がれていることで、2013年にユネスコの「世界文化無形遺産」に登録されている。
本展示会では「クレオパトラの涙」とも称される世界最古のワインの文化や歴史、クヴェヴリを使った伝統的な製法のほか、ジョージア国立博物館所蔵の歴史的な美術品も展示している。
ソニーの映像システム「Warp Square」によって、“Little Trip”と題したジョージアを知る知的な旅、ジョージアワインが生まれた8000年前への歴史的な旅を体験することもできる。
実際に現地を訪問するとなると、トルコのイスタンブールから飛行機で2時間半、ドイツ・ミュンヘンからだと4時間かかる。ま、わざわざ日本からドイツ経由で行かれる方はいらっしゃらないでしょうけれど、ようするに遠い。それが展覧会が開かれている東京・天王洲の寺田倉庫のイベントスペース B&Cホールなら、東京駅から電車とモノレールで21分。こいつは近い。
【開催概要】
名称 : GEORGIA Homeland of WINE 世界最古のワイン ジョージアワイン展
URL : https://www.georgia-homelandofwine.com
開催日程 : 2019年3月10日(日)〜5月7日(火)
開催時間 : 11:00〜18:00(平日の金曜日に限り20:00まで営業)
休館日 : 隔週月曜日(3月25日、4月8日、4月22日) ※予定が変更となる場合があります。
会場 : 寺田倉庫 B&C HALL(東京都品川区東品川2-1-3)
入場料 : 1000円(未就学児は無料)