ワインは畑で造るタイプ
チリのワインメーカー、コノスルは自転車のロゴで知られています。そのロゴにはもちろん意味があって、コノスルのブドウを育てるひとたちは、排気ガスなどを、少なくとも走行中は出さない自転車で畑をまわって、ブドウの世話をしているのです。公式サイトには、「自転車は、コノスルの「環境への取り組み」を象徴しています。自転車は農夫たちが毎日葡萄畑を動き回るときの移動手段。環境を守り持続可能な農法を実現する為、農夫たちは「自然な方法」として自転車に乗り、広大な葡萄畑を移動しています。」と書かれています。また、岩瀬大二さんも、昨年、チリを訪れ、こちらの記事(https://wine-what.jp/wine/30213/2/)に、コノスルと自転車について、書いてくれています。
オーガニック、ISO認証、二酸化炭素排出量の削減と相殺、コノスルはよいワイン造りのために、サステイナブルな環境づくりをしているブランドなのです。
そのコノスル、巨大な生産者であり、南北に長いチリの、中央あたりから北にかけて、いくつもの畑をもち、適地適作の考え方で、バラエティ豊かな品種を栽培しています。そして、畑を重要視するコノスルのプレミアムなワインは、この畑のこのブドウ品種、という、土地の特徴を強く表現したものになってゆきます。
そして、なぜか、それらのプレミアムなコノスルのワインには、自転車のロゴがラベルに入っていません。
そんなコノスルの自転車が描かれていないワイン、コノスルの頂点に君臨する高級ワイン、カベルネ・ソーヴィニヨンの「シレンシオ」、そしてシレンシオに次ぐ、ピノ・ノワールの「オシオ」を含む、14種類のワインを、コノスルCEOのポール・コナー氏とアジア担当部長クリスチャン・ズレタ氏とともに楽しむイベントが10月18日(木)にリビエラ青山(〒107-0062 東京都港区南青山3-3-3)にて開催されます。
なにせコノスルは、リースリングもメルローもカルメネールもシラーもゲヴェルツトラミネールも造れてしまう会社。ピノ・ノワールのワインなどといっても、オシオ以外にも、20バレル・リミテッド・エディション、シングルヴィンヤード、レゼルバ・エスペシャル、自転車ロゴつきも含めれば、オーガニック、ヴァラエタルと、およそ全シリーズにそれぞれピノ・ノワールのワインがあり、さらにスパークリングのロゼもピノ・ノワール100%。とにかくラインナップは豊かで、それぞれに個性があるので、14種類、何がでてくるのか、期待できそうです。
主催者は、紛争や災害で困った状況にある人を支援しているJEN(Japan Emergency NGO)というNGO。
コノスルのほかにも、ワインの関係では株式会社nakato、そして株式会社スマイルが協賛していて、チャリティのくじ引き(ラッフル)もあるのだとか。
お値段はそのチャリティ分も含んで8,000円。立食でビュッフェ形式のディナーです。定員はなんと150人というので、大規模なイベントです。
申し込みは、以下の公式サイトにて
http://www.jen-npo.org/wine2018