
中部代表:サンジョヴェーゼ × 焼肉
サンジョヴェーゼの基調にあるのは、酸と果実味。後から追いかけてくるのがタンニンです。タンニンがきめ細かいからこそガブ飲みできるし、コッテリ料理より、水分も脂も少なめのサラッと乾いた料理向き。
だから中部名物のビステッカ・ア・ラ・フィオレンティーナのような炭焼きして余分な脂を落としたステーキや、焼肉がピッタリくるわけです。
最近はやりの熟成肉なら、古いヴィンテージのサンジョヴェーゼを持ってきたい。サンジョヴェーゼでパッと思い浮かぶ食材は、鶏肉や牛肉ですが、魚ならマグロ。ストラクチャーが軽めなワインであれば、生のマグロの寿司もピッタリです。