CHARDONNAY シャルドネ
世界中で愛される白品種のアイドル
世界各地で栽培されている白ワイン用品種のアイドル的存在。辛口白ワインの王様であるモンラッシェは、この品種から造られる。全世界での総栽培面積は16万ヘクタールと推定され、白品種ではスペイン原産のアイレンに次ぎ第2位を誇る。
原産地はフランスの中東部、おそらくはブルゴーニュ地方で、DNA鑑定の結果、ピノとグエ・ブランの自然交配により生まれたものと判明した。
比較的冷涼な気候と石灰粘土質の土壌で最高のパフォーマンスを発揮する一方、適応性がきわめて高く、どのような気候、土壌でもそれなりに育つ。
また、品種自体に強い個性のない分、生育環境や醸造法の違いが、香りや味わいに与える影響が大下のチャートが一本の線で表せないのはそのためだ。
オークとの相性がよく、しばしば228リットルの小樽で醸造。マロラクティック発酵もよく行われる。シャンパーニュをはじめ、スパークリングワインの原料に使われることも多い。
シャルドネのチャート図
シャルドネの香り
シャルドネの主な産地
ブルゴーニュ地方(仏)
カリフォルニア州ソノマ・コースト(米)
カリフォルニア州サンタ・バーバラ(米)
ヴィクトリア州ヤラ・ヴァレー(豪)
ヴィクトリア州モーニントン・ペニンシュラ(豪)