シャルドネ90%の新春
「ベル エポック エディション プルミエール 2011」の発売をつげるプレスリリースには、こんな一節がある。
「7代目最高醸造責任者エルヴェ・デシャンが日本の桜からインスパアされて創った、木々の芽吹きや花々が咲き始める「春」という季節の歓びを表現したキュヴェは、メゾンが誇るグラン・クリュのシャルドネが生み出す繊細さとフレッシュさ、生き生きとした軽快に満ち溢れ、微かに感じられるピノ・ノワール由来のしなやかさと芳醇さ、さわやかな味わいが特長のシャンパーニュです。そのフローラル調の複雑な味わいには、ペリエ ジュエのテロワールの素晴らしさと、ペリエ ジュエが厳選したシャルドネの繊細さがしっかりと反映されています。
ブドウの木々にいち早く降り注ぐ春の太陽、美しく繊細な小さなつぼみ、すべてを目覚めさせる陽気で爽やかな空気感など、新たな始まりの季節である春の歓びを感じさせる特別なシャンパーニュは、まさに新しい年の幕開けを祝うのにふさわしい1本となるでしょう」
ここで重要なのはシャルドネ。「ベル エポック エディション プルミエール」はシャルドネ90%のベル エポックなのです。シャルドネに対して深い思い入れをもつエルヴェ・デシャン氏。日本の桜にインスパイアされるあたりが知日家でもあるデシャン氏らしいところではありますが、それはさておき、シャンパーニュの偉人による「春に捧げる洗練された爽やかな味わいが際立つシャンパーニュ」が、これだ、というのです。そのあたりについて、以下の、プレスリリースを読み進めてみましょうーー
ペリエ ジュエ ベル エポック エディション プルミエール 2011
今回の限定版キュヴェは、コントラストがはっきりとしたヴィンテージに仕上がっています。収穫したブドウにも、非常に暖かかった春と雨が多く涼しかった夏の影響が現れており、比較的温暖だった冬と気温が高かった春のおかげでブドウの成熟が早く進み、8月末という早めの時期に収穫を行ったことで、驚くほどさわやかな味わいとバランスを兼ね備えた、構造のしっかりとしたシャンパーニュになりました。
エミール・ガレによりボトルに描かれたアネモネの色合いに合わせ、ネックフォイルの部分は淡いミントグリーンが春らしさを演出します。ラベルの部分も他の商品とは異なるパールホワイトで仕上げています。
テイスティングノート
外観:ピーチを思わせる淡いピンク色。
アロマ:レモン、ゆず、柑橘類といったみずみずしいイエローフルーツが思わせるほのかな香りと、圧倒するようなホワイトエルダーフラワーの香りが溶け合い、繊細な調和をもたらしています。
味わい:シャルドネ特有の活力あふれるさわやかな口当たりに続いて、まろやかで心地よい味わいが広がります。シーフードやイベリコ豚の生ハムなどと相性がよく、また生き生きとした口当たりは甘いピーチスフレや、すっきりとした味わいのレモングラスやバーベナを使ったデザートともよく合います。
WINE-WHAT!?として付け足すことは、例によってひとつだけです。
のんでみたいですね〜〜。
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