「多様性こそが、イタリアワインの深遠なる魅力なのです」
2015年4月に開講した、ソムリエ 林 基就(はやし もとつぐ)監修の『イタリアワイン通信講座』。詳しくはWINE WHAT onlineの過去の記事もぜひご参照いただきたいけれど、ワインを学べるワイン通販のコースで、受講生はなんと延べ1,500名を記録したとのこと。
内容的にも好評のようで、卒業生からは「続きの上級コースでもっと学びたい!」という声が多数とどいているという。
そんなリクエスト応えて誕生したのが、今回の新コース『イタリア土着品種研究会』。『イタリアワイン通信講座』の分科コースとして、毎月ひとつのイタリア土着品種にフォーカス。その品種の特性を研究してゆく。
内容は、毎月テーマとしてセレクトされた品種をつかったワインと、その品種の特徴や歴史について掘り下げた資料が届くというもの。届くワインはテーマの品種によって1~4本。ヴィーノ・ハヤシ輸入のワインだけでなく、日本で流通している、ヴィーノ・ハヤシ以外の輸入者が輸入したワインも入ってくる。
さらに、資料にはワインのみならず、イタリア文化にも精通したワインジャーナリスト宮嶋 勲の書き下ろしコラムも掲載。
会員になるとFacebookグループにも参加できて、他会員の発信する情報を共有することもでき、疑問などを一緒に追究することもできるのだとか。まさに研究会。
ちなみに、ワイン用ブドウの品種は、生まれ育った土地によって固有の遺伝子型をもつ。種から育てられたブドウは他国から持ち込まれた品種でも、元来のブドウとは異なった品種となるし、他のブドウ品種からの影響がある場所に植えられると、自然交配して新たな遺伝子型を持つ。このため、品種には無数のバリエーションがあって、このうち、土着品種というのは、長い年月をかけて自然環境に合わせた変化をした「昔からその土地にある」品種と、研究会では広く定義。
国土が南北に長く、海と山があり、全土でワインがつくられているイタリアは、そんな土着品種が2,000種以上あるとされる。地域ごとの独自性がつよく、複雑で長い歴史と文化をもつがゆえに、マイナーな土着品種たちも大事に守られ続けてきたのだ。
ヴィーノ・ハヤシによれば、「それゆえ、イタリアワインは複雑でつかみどころがありません。しかしながら、まさにその「多様性」、それこそがイタリアワインの深遠なる魅力なのです。」
いざ、多様なるイタリアワインの世界へ。どんな品種がフィーチャーされるのか、詳細は以下!
『イタリア土着品種研究会』
サービス申込受付開始日: 2017年11月21日(火)
初回は2018年1月27日(土)以降お届け予定
サービス利用料 : 毎月10,584円(税抜)*送料無料
販売セット数 : 初回300名様限定
サービス内容 : 資料(約10ページ)とテーマ品種の
イタリアワイン(1~4本)を毎月指定のご住所にお届け
配送 : 毎月下旬お届け(第4週頃発送予定)
お申し込みURL : https://www.urr.jp/vinohayashi/d/dochaken?=p
<テーマ>
第1回 カタッラット
第2回 ラグレイン
第3回 フリウラーノ
第4回 ネレッロ・マスカレーゼ