熟れたプラム、チェリーの豊かな香り
BAのプレスリリースによると、チャーチルの時代、グラハム・シックス・グレープスは「グラハム・ヴィンテージ・キャラクター・ポート」として知られていて、チャーチルのカントリー・ハウス、チャートウェル・ハウスで出されていた。
1820年創業の、この歴史あるポートワインは、熟れたプラムやチェリーの豊かな香りが特徴で、8月に機内で提供されている、ローストホワイトチョコレートやへーゼルナッツのタルト、スパイスの効いたアップルジェリーを添えたチェダーチーズやカマンベールチーズなどとの相性が抜群なのだそう。う〜む、パブロフの犬状態になってまいりました。
ポートワインはClub Worldで非常に人気があって、昨年だけで約41,000本のボトルがBAのビジネスクラスの乗客に口福をもたらしたという。飛行機の中でいただく食後酒は、寝酒でもありますからね。
ブリティッシュ・エアウェイズの給仕長コリン・タルボットはこう語っている。「今回グラハム・シックス・グレープスがメニューに追加されることを非常に嬉しく思います。高度の高い上空においても、ストラクチャーを持った長めの余韻により、風味が保たれます。機内で提供されるデザートやチーズと非常によく合うでしょう」
さらに、今秋よりブリティッシュ・エアウェイズはClub Worldにて新たなレストランスタイルのプレミアムダイニングサービスを開始する。
ディスプレイ式のカートで給仕を行い、ゲストは新鮮な前菜やデザートから好きなものを選ぶ。新たな美しいテーブルセッティングも楽しめるという。
BAはまたは、1994年にスタートしたThe White Companyとの提携も発表しており、Club Worldの乗客が上空でも快適な眠りに就けるよう、寝具やアメニティキットを各市場向けに提供する。
食事や就寝時の新たなスタイルの提供は、BAが数億ポンドをかけて取り組んでいる投資計画の一環であり、プレミアム・キャビンにおけるさらなるサービス向上と、すべての乗客に上質で、より幅広い選択肢を提供することに重点を置いている。