手頃な価格ながら本格的な味わいが楽しめる
コノスル社は1993年に創業。現在は、チリ最大手のワインメーカー、コンチャ・イ・トログループの中核を担っている。最新鋭の醸造設備を所有し、自社畑の拡大やぶどうの有機栽培などに積極的な会社だ。
そのコノスルの『ラ・トリラ』は農耕馬がデザインされたラベルのカジュアルワイン。アサヒビールは「手頃な価格ながら本格的な味わいが楽しめる」としている。『ラ・トリラ』というブランド名は、チリの伝統的な農耕馬の作業を表す言葉に由来しているという。
アサヒビールによれば、赤ワインの<シラー・カベルネ・ソーヴィニョン>は、深みのあるルビー色でカシスやプラムのような果実味に、バニラやチョコレートのような甘い風味が感じられるまろやかな口当たりが楽しめ、白ワインの<ソーヴィニヨン・ブラン・シャルドネ>は緑がかった淡いレモン色で、フレッシュなライムのような果実味とトロピカルフルーツのような華やかな香りが調和したスッキリとした味わいが特長。
販売目標は2万箱(1箱=750ml×12本換算)。アサヒビールでは、2010年比で市場規模が約2.4倍に拡大し、2016年のワイン国別輸入量(スティルワイン)で2年連続の1位となったチリワインを、今後も継続的に成長が見込まれると見ている。