合計13のグランポレールが受賞
4月にロンドンで開催された「インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション2017」(IWSC)において、「グランポレール北海道バッカス辛口2016」が国産ぶどうを100%使用した日本ワインで唯一の金賞を受賞した。
グランポレールはこのほかにも、優秀銀賞に輝いた「グランポレール甲州フリーラン2016」をはじめ、銀賞5アイテム、銅賞6アイテムで賞を獲得。サッポロビールがこのコンクールに応募して以来最多の13アイテムでの受賞となった。
サッポロビールでは、グランポレールの高い品質が評価された、として「当社は、土地に適したぶどうを丁寧に育てる栽培家と、ぶどうの個性を知り尽くし風土に根付いたワインづくりをする醸造家の手によって、これからも世界に通じる高品質な日本ワインを造り続けていきます」と発表している。
金賞を受賞した「グランポレール北海道バッカス辛口2016」は、 北海道地区限定販売。北海道余市の協働契約栽培農家、弘津敏氏が丹精込めて育てたバッカス種ぶどうを使用し、北海道の涼しさを想わせる爽やかな酸味と、豊かな香りが楽しめる白ワインだという。
その弘津敏氏は今回の受賞にたいして
「2016年は8月末に北海道を襲った台風の影響が心配されましたが、余市町では大きな被害には至りませんでした。9月からの好天により、順調に生育は進み、よく熟したぶどうが収穫されました。北海道・余市産のぶどうを使ったワインは近年非常に人気が高まっていますが、国際的なコンクールで評価をいただいて、ますます注目が集まれば嬉しいです」
とコメントを発表している。