
ここがザ・リッツ・カールトン京都
2018年の夏は長かった。酷暑の猛威が収まった初秋の頃、京都を訪れる機会に恵まれました。
目的は、世界屈指のラグジュアリーホテルであるザ・リッツ・カールトン京都での滞在。そして、山梨県白州の酒造・山梨銘醸株式会社の日本酒「七賢」と、ホテル内の日本料理レストラン「水暉」とのコラボレーション・ディナーに参加するためです。心ワクワク、指折り数えて、この日を待ちました。
京都に到着して鴨川沿いに行ってみると、しっとりとした、日本建築の趣のある低層の建物に到着。「え、ここがリッツ・カールトン?」と、大阪や東京にある西洋式の設えとは異なる趣きに、心を揺らされているのを感じました。
鴨川と東山三十六峰の絶景を望むラグジュアリールーム。テラスへ出れば、いつでも鴨川の川風とせせらぎを堪能できる。
日本旅館の若女将を思わせる和装美人に案内され、今回滞在する部屋へと通されます。広々としたラグジュアリールーム、その空間の先には大きな窓。そこからさらにテラスへと出ることができ、鴨川がもたらす風を受けたら、到着からまだ5分と経っていないのに京都という”パラレルワールド”に心も身体も魅了されていました。
日本の七宝文様や西陣織といった伝統的なデザインが取り入れられた空間は心躍るほど快適で、旅の疲れも時間も忘れさせてくれます。アメニティや調度品を眺めたりしながら、ディナーまで非日常を愉しみます。
そしてお待ちかねのディナータイム。