
「無限の可能性」をもつ「変革の主」特別なフランスワイン
観測史上最も早い梅雨明けを迎え、紫陽花も驚くほど暑い日差しが降り注ぐ7月10日、フランスワインの新ブランド『メゾン・ド・グラン・エスプリ』の9アイテムが日本市場で本格的に販売開始となり、その発表会が東京都内で開かれました。
『メゾン・ド・グラン・エスプリ』は、「無限の可能性」と「変革の主」を象徴するユニコーンをアイコンに用いています。
『メゾン・ド・グラン・エスプリ』のコンセプトは、フランス有数のワイン醸造地であるボルドー、ブルゴーニュ、ローヌ、プロヴァンス産の最高級ワインをひとつのブランドに統合し、主要ターゲット層にアプローチするという大胆なプロジェクトから始まっています。
主要ターゲット層とは、20代後半から30代前半のミレニアルズと呼ばれる世代の男女です。これまでワインに対して「受動的」と言われてきた彼らも、みずからワインを選ぶ年齢にさしかかっています。そんな彼らをターゲットに、「今夜飲むのに相応しい飲み頃のフランスワインは、どのようにして選んだらよいか」という疑問や不安を取り除き、自信を持って選んでもらえるような工夫を凝らしているのがこのブランドの特徴です。
ワイン選びで迷うポイントには、ブドウの種類、味わい、飲み頃、ラベルの読み方などなど、知らなければわからないコードがたくさんあります。だからこそワインは面白いわけですが、それらをまったく知らなくても、ワインが選べるようにしようというのです。
日本では現在9アイテムが販売されており、さらなる多様性が期待されています。
『メゾン・ド・グラン・エスプリ』のコレクションには「今日買って、今夜飲んで美味しいワイン」が現在9アイテム揃っています。
チーフワインメーカーにはフランス・ローヌ地方の出身で新旧世界のワインに造詣が深いセバスチャン・ロンを迎え、ルールにとらわれることなく自由なチャレンジ精神でフランスの伝統的なワインづくりの方法に革新的なアプローチを加えています。
実際、昨年6月にトレジャリー・ワイン・エステーツがこの新しい発想で生まれたフレンチワインをパリで初お披露目した時には、北アジアで人気のフランスワイン需要に応えるためにつくった、と発表したほどですから、『メゾン・ド・グラン・エスプリ』はワイン上級者のみならず、フランスワインにこれまであまり馴染みがなかった人が口にするのにも最適なワインと言えるかもしれません。
同時に、単一のサブリージョンに焦点を当ててきたフランスワインのシャトーやメゾンのこれまでのアプローチと一線を画し、『メゾン・ド・グラン・エスプリ』という新ブランドのもと、若い世代に寄り添った、新しいムーヴメントを立ち上げたフランスワインとも言えるかもしれません。将来の消費動向までを見据えて伝統的なあり方を変えようというのですから、よほど先見の明と決断力がなければできることではありません。
世界的ワイン評論家であるジェームス・サックリング氏のレイティングはすでに高い!
フランスのみならずアジア圏でも中国本土や香港、日本を始め、すでに世界数カ国で、ホテルやフレンチレストランでの取り扱いも始まっている『メゾン・ド・グラン・エスプリ』のコレクション。日本での今後の展開にも期待が膨らみます。