未成年の頃からワインを造りだす
今日のワインは、「ダヴィデ スピッラレ」氏が作るイタリアの白です。
この通称「ダビデ君」、現在20代というかなり若い気鋭の造り手のようなのですが、ワイン創りを勉強したのは、なんと10代からだそうな。さぞかし今は呑兵衛な青年になっていることでしょう。笑
ただ、ワイン自体は素晴らしい飲み心地と豊かな個性のある確かなワインです。飲んだら分かります! 彼はきっと心の優しい、家族を大切にするいい青年です!
私は今、こういう白ワインが今一番好きです。果物溢れるネクターのプールで泳いでるかのような感じのする、そんなワインです。
自然に最大限の敬意を表して、20代の青年がこのワインをつくるなんて素晴らしいじゃないですか? ノンフィルターで、自然でいきいきとした味わいが口いっぱいに広がり、皮の苦味の余韻で全体を締めてくれます。ここはどこだ! 彼のワイナリーか! というようなブドウの臨場感を感じるのです。(実際には、奥の女性客の声がやや煩すぎて、日本から逃避行することができませんでしたが・・笑)
自然派の魅力は臨場感!
この臨場感が自然派ワインの魅力だと私は思うのです。このお店のソムリエも「立体的」であると実に巧みな表現をされておりました。さすがです! その言葉、頂きました! 次から大至急使ってみます。
いずれにしても「数年後に飲もうと思うな! 今飲め、俺を寝かすな!」って言っている気がします。今を生きろ、カーペディエム・・・と。さながら「いまを生きる」の映画で、ホイットマンの詩に自分を見つけ開花するイーサンホークって感じでしょうか?
ということで、「まとめ」です。
今回のワイン覚え方、イタリアの「ダビデの像」ならぬ「ダビデの白ワイン」!
はい、すいません・・・・。
また素敵なワインを教えてもらいに、このお店に行ってみたいと思います。
【今日のお店】カルネヴィーノ銀座
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13023276/