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「メチャクチャ暑かった2018年初夏に飲みたかった72本」 3,000円以下バリュー・ワイン・コンクール

WINE-WHAT!?読者テイスター6人による《ひとりでしみじみ》《ふたりでしっとり》《みんなでわいわい》金、銀、銅!

《みんなでわいわい》部門 金賞

44 木下インターナショナル
ソアリェイロ
ソアリェイロ
2016[白]

●生産国/地域:ポルトガル/ミーニョ
●品種:アルヴァリーニョ 
●希望小売価格:2,600円

低アルコールで微発泡の辛口スタイルで知られるヴィーニョ・ヴェルデ。低価格のカジュアルワインが主流だが、畑のマイクロ・クライメイトを把握して栽培に臨むソアリェイロは、ベスト・ワイン・オブ・ザ・イヤーなどにも選出され、ヴィーニョ・ヴェルデ界のトップに君臨し続けている。

村崎 香りにスミレやシナモンを感じ、若干甘め。軽音楽を聴きながら飲みたい。
濵本 ハーブやハーブティーが香り、甘くてカジュアルなニュアンス。アフタヌーン・ティー時、スイーツとも合わせられる。
井上 ほどよい酸とジューシーな果実味でバランスGOOD。軽やかで、まさに初夏向き。

45 サッポロビール
カレッタ
カレッタ ポーディオ ポディウム セッラエ ランゲ DOC ネッビオーロ
2016[赤]

●生産国/地域:イタリア/ピエモンテDOC
●品種:ネッビオーロ種85%、バルベーラ種15%
●希望小売価格:2,500円

15世紀より続くことが歴史書に記されている、由緒正しいワイナリー。ピエモンテのランゲとロエロに、評価の高い畑を所有。とくにポーディオは、領主だけに献上されてきた特別な区画であった。樽熟成は6カ月以上、瓶内熟成は4カ月行う。

村崎 なめらかな後味。おいしいワインを単品でジックリ飲むシーンにぴったり。
濵本 甘味の酸味のバランスがとれている。風のないおだやかな午後のティータイム時、近所のカフェのテラスで飲みたい。 
井上 ミントに似たすっきりとした香りが夏に合う。実際、飲んでも冷涼感があり飲み疲れない。ステーキをわさび醤油で。

46 日本リカー
レオーネ・デ・カストリス
ファイブ・ローゼズ
2016[ロゼ]

●生産国/地域:イタリア/プーリア
●品種:ネグロアマーロ、マルヴァジーア・ネラ
●希望小売価格:2,300円

1655年のオロンゾ伯爵による設立まで歴史をさかのぼることができる、プーリア州最古のワイナリー。サリーチェ・サレンティーノDOCの原産地呼称を得るため多大な貢献をしたことでも知られる。19世紀には自前でボトリングし輸出に力を注入、ロゼワインの生産も長く手掛けてきた。

村崎 最初の瞬間からさわやかな印象。新緑のスカイラインを車で駆け抜けるよう。
濵本 香りは控えめ。小料理屋や焼鶏屋での、30〜40代の仲間3〜4人と気軽な会合時に。 
井上 いちごやさくらんぼなどチャーミングなベリーが香る。タンニンが引き締めてくれるおかげで、ダレることなくバランスGOOD。

47 アズマコーポレーション
ドメーヌ・ド・ビシュロン
マコン・ペロンヌ・ヴィエーユ・ヴィーニュ
2015[白]

●生産国/地域:フランス/マコン
●品種:シャルドネ100%
●希望小売価格:2,400円

父とその子供である兄妹で切り盛りしている家族経営ワイナリー。マコンはブルゴーニュのなかでもお手頃価格のワインに定評があり、彼らの畑はマコンの街から北へ20kmの距離にあるペロン村に位置。平均樹齢75年、最低でも50年以上経ったブドウを使用する。

山内 苦味はわずかで、シロップをイメージする甘味がアフターに残る。高尾山など東京近郊の山を登った後、山頂でいただきたい。 
前嶋 甘いはちみつが香る。初夏、屋外で開催される立食パーティで皆と飲みたい。
福田 線香のような仏壇の香りを感じ、ばあちゃんを思い出す。初夏に行われる実家の法要でワイン好きの親戚との飲みにピッタリ。

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