そもそも個別にそれぞれの大ファンだったワタクシ。その頃から漠然とエスキスのお料理と小布施の日本酒は合うだろうな。合わせてみたいなと思っていたんです。
そして今年、小布施の日本酒2015年ビンテージ全種類が手に入るという機会を得て、満を持してのマリアージュ会でした。
なぜ合わせてみたかったか・・・?
私が思うエスキスのお料理はリオネルシェフのご出身である南仏料理から
①柑橘系の香り、酸味がいきている
そしてミッシェル トロワグロ のシェフであった経歴から
②香りの複重奏が素晴らしい
和食を研究し、追求した結果
③和の調理法、『UMAMI旨味』の引き出し方を高いレベルで自身の料理に昇華し取り込んでいる
この3つが特徴的なんですね。
一方 小布施ワイナリーが造る、または目指している日本酒は
①日本酒における『酸』の存在を大切にしている
②ワインで言う所のテロワールを日本酒でも表現しようとしている
このようにワインの生産者という立場や考え方から日本酒を捉えているんですね。
リオネルシェフは他国の食文化を理解し、昇華し、自国の食文化に取り込んでおり、
小布施ワイナリーは、自国の文化である日本酒を他国の文化であるワイン造りからヒントを得て自国の食文化(日本酒造り)を見直そうとしている。
このお二人、形や表現方法は違えど、目指すところや考え方はとても似ている!
と思いませんか?
だから合わせてみたかったんです!!
しかも、エスキスのシェフソムリエ 若林さんはワイン・日本酒どちらにも精通されており、今まで若林さんにお任せしたワインと料理とのマリアージュは、料理の特徴を捉えて寄り添うようで、決して料理より上に行こうとしない。 ワインは大好きだけど、食中酒としてのワインは食事ありきのワインが1番!! だと常々思っている私は、自称、若林さんのストーカーw タテル ヨシノ時代から追いかけているファンなんです。
リオネルシェフの料理
小布施ワイナリーの日本酒
若林さんのサービス
もお~♡ 夢のよう
快く承諾してくださった若林さんに感謝です!
と、理由だけの話でごめんなさい。
次回に続きます。