ガウチョ気分でアサード
オーストラリアやチリとならび、ニューワールド系ワインを代表する産地であるアルゼンチン。以前は安価なテーブルワイン産地として知られていたが、昨今ではプレミアムワインも多く生産。自然派ワインに傾倒する造り手も年々増えるなど、そのクオリティの面においてもワイン愛好家を魅了するようになってきた。
さて、アルゼンチンといえば、「アサード」 である。スペイン語で「焼かれたもの」という意味のこれは、パンパ(草原地帯)でガウチョ(カウボーイ)たちが豪快に肉を焼いていたBBQが次第に街へと伝播し、いまでは家族や友人たちが集まれば、みんなで肉を焼く、そんな文化が根づいているという。
気軽にわいわい楽しむラテンのノリで、アルゼンチンワイン「CUMA(クマ)」がテーマとなれば、料理を持ち寄るポットラックパーティがオススメ。料理は「アサード」を意識したローストポークでいってみよう! 品種違いのワインに備えて、2種のソースとサラダ仕立てを用意することで味に変化をつけてみた。
日本におけるアルゼンチン産オーガニックワイン輸入量で1位を獲得しているのが「クマ」だ。
「クマ」とは、アルゼンチンの先住民族アイマラの言葉で「クリーンでピュア」という意味。「クマ オーガニック」シリーズではアルゼンチンの有機認証期間「アルゼンサート」の認定を受けた有機栽培ブドウを100%使用している。
生産者のミッシェル・トリノはアルゼンチン北西部のカファジャテ地区で、標高1700メートルのヴィンヤードを所有。1年のうち340日が晴天で、1日の寒暖差が最大25℃のカファジャテは「良質なワインしか作れない」産地として知られている。
アルゼンチンの豊かに降り注ぐ太陽と大地が育んだ「クマ オーガニック」。みんなが自慢の料理を持ち寄るポットラックでわいわい、楽しくめしあがれ。