「ムートンビッグボトルコレクション」も即日完売!
も、もしかしてバブルが来ている!?
エノテカ GINZA SIX店オープンの目玉商品として用意された「ムートンビッグボトルコレクション32本セット」、1000万円(税別)の限定1セットと、世界33セット、日本では限定1セットという「シャトー・デュクリュ・ボーカイユ 2014 夢のビッグボトルセット」、500万円(税別)がどちらも開店日したその日に完売したというのだから!
消費税だけで80万円と40万円納めた篤志家が世の中にはいらっしゃいます。
開業5日間を分析してみると、1本1万円以上の高価格帯のボルドーワインが全体の売上の約30%、ビッグボトル(容量が1500ml以上)の売上は全体の売上の約20%を占めたというのだから、まことにおめでたい。
いま世界的にブームのロゼワイン。世界のロゼの消費量は2002年と2015年を較べると、30%増加している(※1)。なのに、日本での人気は今ひとつで、スティルワインの消費量のうちロゼの割合はわずか0.3%に過ぎないというデータがある(※2)。直接比較できるデータではないものの、なんとなく日本でのロゼ人気の盛り上がりのなさは想像できる。
※1「ロゼワインの国際市場の状況」 フランスアグリメール・プロヴァンス委員会/酒類飲料日報 2017年4/3号
※2 International Wine and Spirits Record調べ/酒販ニュース 2017年3/1号
エノテカ GINZA SIX店では世界のトレンドを紹介すべく、ロゼを店頭にズラリと並べた、ということはすでにお伝えしている(GINZA SIXに「ワインショップ・エノテカ 」の旗艦店誕生!)。興味深いのはここから。その結果、エノテカ他店舗でロゼの販売構成比率が平均2%のところ、GINZA SIX店では8倍の16%となっているというのだ(※3)。
それでは、ジャジャーン! GINZA SIX店オープン1カ月の売れ筋ベスト3を発表します。
※3 GINZA SIX店 内訳参考:赤ワイン60%、白ワイン24% 本数ベース/2017年4/20〜5/24累計
オープン1カ月の売れ筋ベスト3(本数ベース)
ソムリエを多数配置し、顧客の要望を丁寧に聞くコンシェルジュ的サービスにつとめるエノテカの旗艦店。オープンから1カ月の売れ筋ベスト3は以下の通り(※2017年4月20日〜5月24日累計。セット・企画ものを除く)。
ロゼ好調の要因として、
1.国内最大級といえる品揃えの充実
2.ビジュアルのよさ、見た目の華やかさがGINZA SIX店に来ているワインのエントリー層と合致
3.売り手側の意識・モチベーション改革(ロゼワインの色、産地、製法等の味わいの違い、オススメのフードペアリングをスタッフがお客様に説明できるようにトレーニングを実施)
があげられる、とエノテカでは分析している。
日本では、その色合いからロゼワインは春の需要が中心になっているけれど、ロゼ本来の美味しさを楽しめるのは夏。エノテカではGINZA SIX店を筆頭に、初夏から夏にかけて、よりロゼワインを楽しんでもらうべく、「夏の始まりを祝うロゼ」と題したキャンペーンを6月21日(水曜日)夏至の日から7月中にかけ、全国のワインショップ・エノテカにおいて展開する。
筆頭となるGINZA SIX店では、「銀ロゼ100」と名付けた、ロゼのスティルワイン100種類の店頭展開を予定している。ちなみに、現在ロゼはスティルを約50種類、スパークリングを約40種類揃えている。 ロゼワインの品揃えをますます充実させ、圧倒的物量作戦でロゼのアピールにつとめる。これはきっと効きます。
また、ロゼ(ピンク)色を身につけるドレスコードを設定した、ロゼワイン飲み比べテイスティングを実施予定。7月には、GINZA SIX店のカフェ&バースペースにして、ロゼワインかき氷の販売も計画しているというからお楽しみ。
ロゼワインブームが巻き起こるか、エノテカの旗艦店がその発火点となるか?
GINZA SIX店の動きにワイン・ラヴァーは目が離せません。
こちらはエノテカ GINZA SIX店でもっとも高価なペトリュス。これが売れたかどうかは聞きそびれました。