品質は高いが知名度が低いワイン
イタリアを代表するスパークリングワインであるフランチャコルタの中でも「別格」と言われる品質を誇るVigneti Cenci(ヴィニェーティー・チェンチ)の日本での発売を記念して、魚料理にこだわるイタリアンの老舗として名高いトラットリア・マンジャペッシェにおいてローンチパーティーが開かれました。
フランチャコルタ・チェンチはヨーロッパではシャンパンを凌ぐと高い評価を得ています。しかし日本では、フランチャコルタ自身がまだまだ認知度低くシャンパンの二番煎じ的扱いだそう。
チェンチで乾杯!がトレンド
そこで今回のパーティーでは、「イタリア人に対して、シャンパンでの乾杯は失礼、フランチャコルタのチェンチで乾杯!!という文化を是非広めて欲しい」というイタリア・ロンバルディア州政府等からの依頼を受けた国際文化事業ということで、岡本光正氏(後述)のプロデュースにより実現しました。
フランチャコルタとは、北イタリアにあるフランチャコルタ地域の限定された畑において、手積みで収穫されたブドウのみを使い製造されたスパークリングワインの名称。
シャンパンと同じ伝統製法(瓶内二次発酵方式)を用いて造られ、熟成期間は最低でも18ヶ月以上とされ、温暖な土地柄ブドウの完熟度が高く、キレのある酸味と同時に、重厚感のある果実味を楽しむことができます。
天然ガス車とチェンチのダブルローンチ
この前日には在日イタリア大使公邸でのプレスカンファレンスを開催。フェラーリを傘下に持つフィアットグループの、世界最大級のバス・トラックメーカーIVECOイベコ社の天然ガス車と、フランチャコルタCENCIの両方を披露する画期的一大イベントを企画・プロデュースした岡本光正氏にお話を伺いました。
「知人の(株)Traders Marketの田中聖信社長が2年前にシャンパーニュCOLLET(コレ)を日本上陸させる際に企画サポートしたローンチパーティーが、川島なお美さんのラストメモリーとして注目を集めることになったことから、今回フランチャコルタCENCIの輸入元から直接相談を受けました。
しかもCENCIのオーナーファミリーがイタリアでディーゼル・ガソリン車廃止後のエコカーとして期待されている天然ガス自動車普及の最高責任者であり、同時期に日本進出発表を計画していた欧州最大の商用車メーカーIVECOの社長に同行して来日することになったため、急遽、在日イタリア大使公邸でのプレスカンファレンスを提案、レセプションはCENCIで祝い、翌日マンジャペッシェで日本初のメーカーズ・ディナー実現の運びとなりました。」(岡本光正氏)
仕掛け人の名プロデューサー岡本光正氏とは!?
「綺麗な景色、澄んだ空気、美味い酒、そして感動する料理が大好きです。人生とは地球の恵みを享受することです。良好な環境がなければ美味しい食は味わえません。美酒美食を提供してくれる地球に感謝感激!「いただきます」は、まさに動植物の命をいただいているのですから。
今回IVECO天然ガス車とフランチャコルタCENCIのダブルローンチを企画できたのは
まさに自分の目指す「エコ&グルメの両立」という意味で、大いにやりがいがありました。」(岡本光正氏)
優しい笑顔でそう語るダンディな岡本氏は、東京大学法学部を卒業後、東京ガス株式会社で様々な企画制作を成功させてきた逸材。料理の鉄人よりもっと前から、数々のシェフを発掘して表舞台に出し、食べ歩きガイド本も出版するなど、日本グルメ界を牽引してきた人物。
更には地球環境映像祭のプロデューサーを務め、大学で環境学を教えるなどの顔があり、現在は内閣府認証NPO法人「エコリテラシー協会」副理事長と「GoldChefClub」エグゼクティブプランナーを兼任というすごい方。それなのにとても謙虚で優しく、ピュアな心で温かく周囲に接する岡本氏は、業界関係者から信頼絶大のカリスマなのです。数々の有名ブランドから、プロデュースのオファーが殺到しています。