ニップン(日本製粉)が手掛けるプレミアムパスタブランド「REGALO」
「REGALO」はニップン(日本製粉)が手掛けるプレミアムパスタブランド。パスタは北米産のデュラム小麦の中心部の良質な部位のみ使い、乾燥にこだわり、弾力、コシ、なめらかさを生むワンランク上のアルデンテが楽しめる。パスタソースは本場イタリアの各地で大切に愛されてきた味わいを追求している。
公式サイトはこちら
https://www.nippn.co.jp/BrandB/regalo/
今回のテイスターはこの3人
本多康志さん(左)
「資生堂パーラー ザ・ハラジュク」店長。2000年「資生堂パーラー」入社。「レストラン ファロ資生堂」シェフソムリエを経て2020年より現職。2009年第3回「JETCUP(イタリアワイン・ベスト・ソムリエ・コンクール)」優勝。(一社)日本ソムリエ協会認定ソムリエ・エクセレンス。
川下詩織さん(中央)
国分首都圏株式会社第一営業本部第三支社店舗運営課。そごう横浜店ソムリエとして接客を担当。(一社)日本ソムリエ協会認定ソムリエ。
坂田真一郎さん(右)
「リストランテ・ラ・バリック・トウキョウ」オーナー。都内有名店にて料理人、ソムリエ、支配人を経てイタリアピエモンテ州老舗レストランにてシェフソムリエとして従事後に現職。イタリアソムリエ協会ソムリエ・プロフェッショニスタ。(一社)日本ソムリエ協会認定ソムリエ。アカデミー・デュ・ヴァン講師。
検証パスタ その1 REGALO カサレッチェ+REGALO 鯖のアーリオ・オーリオ
サバと赤の発見のペアリング 旨味と清涼感を味わって
田中淳輝(日本製粉) 『REGALO カサレッチェ』はしなやかなS字カーブの形状が特徴で、ソースがよく絡みます。『REGALO 鯖のアーリオ・オーリオ』はほぐしたサバの旨味を味わえるソースです。
坂田 パスタの色がきれいですね。小麦の風合いを感じます。
本多 『鯖のアーリオ・オーリオ』は今のお話のようにサバの旨味があります。これには『パスクア オーガニック ネーロ・ダヴォラ・シラーズシチリア 赤 2018年』がベストで
すね。このワインはタンニンはそこまで強くなく、酸が柔らかくて果実味があり口当たりがいい。サバの生臭みを旨味に変えてくれます。
川下 私も同じくネーロ・ダヴォラ・シラーズ シチリアがいいと思いました。サバが苦手な方でも、このワインの柔らかいタンニンが、青魚特有の特徴を消してくれます。
坂田 このソースにはサバがたくさん入っています。サバは乳酸や脂肪分が多い魚です。魚の風味をうまくオイルがひきたてていて、とてもいい清涼感を出しています。サバの旨味や油脂分を受け止めてくれるのは、私もお二人と同じ意見でネーロ・ダヴォラ・シラーズ シチリアです。
本多 添えられたディルの清涼感、ハーバルな感じも、このワインと同調します。
坂田 カサレッチェの形状から考えると、咀嚼に時間もかかります。そうするとやはり赤の選択肢となりますね。サバとネーロ・ダヴォラ・シラーズ シチリアなんて、これすごい
発見のペアリングですね!
デイリーにパスタと楽しめるシャルドネ
本多 白だとライトでフレッシュな『チェッキ ヴェルナッチャ ディ サンジミニャーノ 白 2018年』が合うと思いました。
川下 私は青魚を旨味に変えた『パスクア ヴィッラ・ボルゲッティ ルガーナ 白 2017年』が白の中ではいいと思います。またディルにフォーカスすると『パスクア 11ミニッツ ロゼ トレヴェネツィエ 2017年』が爽快感があって、キレがあり合うと思いました。
坂田 このソースはイワシを使ったシチリア料理「コン・レ・サルデ」をベースに、サバを使ったオリジナルということです。それゆえでしょうか? 地中海の要素をもつ『
PIZZA&PASTA シャルドネ・プーリア 白 2018年』がとても馴染みました。このシャルドネは、受け入れの幅が広いので、家に常備しておきたいワインですね。
川下 この『PIZZA&PASTA』シリーズは、家庭の食卓に並ぶ機会の多いピザとパスタのためにデイリーに楽しめるワインとして「パスクア」が開発したものです。
本多 このシャルドネをベスト・マッチの白で賛成です。
Result
サバには赤がよく合う新鮮さ& 凝縮のシャルドネ
今回の企画では、食トレンド発信メディア「おうちごはん」にもパスタソースで簡単アレンジ!ワインに合うおつまみレシピを3つ、考案してもらっています。
パスタソースがソテーに、ポテサラに、ラザニア風グラタンに、と華麗に変身。ちょっとひと手間でさらに広がるマリアージュ、お試しください。
https://ouchi-gohan.jp/2856/