そのままかじるなら赤ワイン、
スパークリングとならブリア・サヴァランを加えてみよう
ワインの歴史は人類の文明と等しく古いといわれるが、イチジクのそれも紀元前2000~3000年前までさかのぼるという。人類が最初に栽培を始めた果物はイチジクなのだそうだ。
旧約聖書の創世記では、「禁断の木の実」を食べてしまったアダムとイブが身体を隠すのに使ったのもイチジクの葉だった。そう考えると、紀元前の中東にもイチジクが栽培されていたことが推察される。
現在、世界でもっとも多くのイチジクが栽培されているのはトルコ。なかでも高品質なドライドフィグ(乾燥イチジク)で知られているのが、タリシュ社の「ドライドフィグ・プレミアム」だ。
イチジクの収穫期である8~9月にひとつずつ丁寧に収穫された“初物”だけを使用し、10段階に選別したサイズからもっとも大きく、最上のものだけを厳選して天日干しにしたドライドフィグは、まず皮が薄くて柔らかく、果実は肉厚。噛めばむっちりと濃厚な甘味が口中に広がる味わいはワインとの相性も最高だ。
そのままかじって赤ワインと合わせるものよいが、スパークリングワインと合わせるならフレッシュなブリア・サヴァランを加えてみよう。
ドライドフィグの果実味、甘味に、フレッシュチーズのふくよかな酸味がプラスされ、ブラン・ド・ブラン(シャルドネ100%)のようなキレのよい辛口の泡タイプとのすばらしいマリアージュが楽しめる。
考えてみれば、ドライドフィグ、ワイン、チーズはどれも数千年の歴史を持つ。乾燥、醸造、発酵など、保存食としても有用な技術は人間の叡智の象徴とも言える。
合わないわけがない、パーフェクトな三位一体のマリアージュなのだ。
2019年夏に収穫する初物の予約を受け付け中
タリシュ社の「ドライドフィグ・プレミアム」は、農薬をできるだけ使わないオーガニックな環境で栽培されている。
毎年、盛夏の2カ月に完熟したスミルナ種(白イチジク)を収穫し、10段階のサイズに分類してから最大・最良のものだけをピックアップ。天日干しにして、端をカットし、肉厚でおいしい部分だけを楽しめる、高品質でプレミアムな乾燥イチジクだ。
その特徴は皮のやわからさと、ほどよく濃厚な甘さ。そのまま食べておいしいのはもちろん、赤ワインで戻せば大人のフルーツコンポートとしても楽しめる。
現在、2019年夏に収穫する初物イチジクの予約を受け付け中。予約は、プロが使うこだわりの製菓材料を扱う通販サイト「めるかーと」から。
ドライドフィグ・プレミアム
(特製メタル缶入り)500g