ヨーロッパから届くしあわせ
塊を口に放り込むと、グラナ(粒)との名前の通り、旨みの粒がジャリっとくるグラナ・パダーノ。長期熟成で塩気が丸くなり、甘くみずみずしいテクスチャーが特徴的なパルマハム。両者ともそのまま食卓に並べるだけで贅沢なツマミになるわけだが、料理に加えると、これまた旨みたっぷりの調味料的存在にもなる。
2017年9月26日に行われた「『ヨーロッパから届くしあわせ』キャンペーン発表会」では、会場となった「リストランテASO」の料理長、高階琢さんがグラナ・パダーノとパルマハムをふんだんに使った料理を披露した。
(左の料理から)「グラナ・パダーノを使ったリゾット パルマハムチップスのトッピング」。ハムはカリカリになるまで乾燥させて使用。
「グラナ・パダーノのエスプーマとパルマハム」。塩気の強すぎないチーズでエスプーマを作り、あとからハムの塩気でバランスをとる。
「ロメインレタスとパルマハムのサラダ&ルガナ・パダーノのシーザースサラダ」。サラダ自体はシンプル、ドレッシングにグラナ・パダーノをたっぷり。
24カ月熟成の最高級グラナ・パダーノを前にした高階さん、味わいの完成度がすでに高く「あまり料理したくない(笑)」と、一般の方向けにはブロックを崩してそのまま食べる方法をお勧めしつつ、料理に使うなら「素材の良さを伝えるため、手を加え過ぎないこと」とアドバイス。
ロゼワインと相性が良く「ふくよかな味!」と高階さんが称賛するパルマハムも、ドライトマトといちじくと一緒にのせたフォカッチャ、サルティンボッカ、フルーツ添えなどなど自在なアレンジが提案された。
キャンペーン・アンバサダー
また同イベント会場では、グラナ・パダーノとパルマハムの魅力を日本へ伝えるキャンペーン・アンバサダーのお披露目も。任命されたのは、ラグジュアリーなライフスタイル全般をテーマに執筆活動を行う中村孝則さんだ。
「日本ではあまり知られていないけれど、イタリアではポピュラーなチーズとハム。私はいつも、テラスで育てたバジルからジェノヴェーゼ・ソースを作っておき、それを白ご飯にのせた『自家製バジル丼』を事務所スタッフに振る舞います。
ソースにグラナ・パダーノを混ぜ、上にパルマをのせると、さらにバジル丼がおいしくなりますよ」
イタリアではホームパーティの定番である本格派のチーズとハム、年末年始の冷蔵庫に常備しておくと、何かと重宝するはずだ。
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