
2012年リニューアルオープン。
創業当時のお店の雰囲気はそのままに、
真新しい建物であるにもかかわらず、
すでにそこに、ずっと存在していたかのように土地になじんだブウション。
なぜここが日本屈指のワインバーかと言えば、
一流のワインが楽しめるというのは当たり前、
ボトルはもちろん、バイ・ザ・グラスでも。

メゾン・ロッシュ・ド・ベレンヌのムルソー2013と、ロベール・シュヴィヨンのニュイ・サン・ジョルジュ レ・シェニョ 2004
選び抜かれたワインと相性抜群の料理は、
アミューズからメインまで、
懐に負担なく豊富で、
アラカルトはもちろんコースもあるから、
仕事帰りに、
デートに、接待に、パーティーに、
演奏会を開催! なんてことも可能。
楽しみ方は好み次第。

パテ ド カンパーニュ コルニション添え 980円
シンプルなプレートだからこそわかるシェフの真価。

ツブ貝とキノコのブルゴーニュ風 950円
ガーリックの香りが立ち上り、
新鮮なツブ貝がガーリックたっぷりのバジルソースをまとい、
ワインがススム。

自家製塩蔵豚バラ肉と飴色玉ねぎのブレゼ 1400円
トロトロ柔らかいお肉で
ナイフは不要、と。

白ワインはドメーヌ・ラ・イテールの2014コート・ド・ガスコーニュ レ・トゥール 赤ワインはアルベール・モローのボーヌ マルコネ2010
こういった料理に合わせるワインは、
グラスワインはリストから、
ボトルワインは併設のセラーから選ぶこともできる。
もし迷うことがあったなら、
初心者から愛好家までを対象とするセミナーも開催する経験豊富なソムリエさんのアドバイスを受けることもできるから、失敗がない。
ワインと料理が愉しめるワインバーは正直言って日本中にいくらでもある。
けれど、ここを唯一無二と云わしめるのは、
アンティーク家具が普段使いされ、照明にいたるまで空間演出を施し、
この一軒家の細部にいたるまで気負いを感じさせることなく、心地よさを実現させているから。

当たり前に使用されている調度品は価値あるアンティーク家具ばかり
ヨーロッパの友人宅に招かれたかのような佇まい。
行けばその真価がわかる唯一無二の、
日本屈指のワインバー。