料理の「情景」が浮かぶクリエーション
2018年に8代目に就任した宮内信一シェフと今年3月に10年ぶりに復帰したシェフソムリエの大岡洋一さんがタッグを組み、老舗が新たな歩みを始めた。
左から宮内信一シェフ、メートル・ドテル兼シェフソムリエの大岡洋一さん
今回の料理は『ゲヴルツトラミネール・オー・ピスト 2018年』(ドメーヌ・アンドレ・ロレール)の甘やかな香りから着想を得た。
磯ツブ貝の殻には磯ツブ貝、豚耳のコンフィ、トランペット茸を詰め、仕上げにココリコのリキュールを使ったほんのり甘いサバイヨンをかけることで、ワインとぴったりの相性となっている。
葡萄畑を紅色に彩るコクリコの甘美な香り、磯つぶ貝と豚耳のコンフィにトランペット茸、山葡萄の葉 / 竹炭塩 / 海藻のクルトン(ディナーコース13000円、20000円より)
アマレットソースには柑橘類の香りのシルヴァネールの『レプガルテン 2018年』(ドメーヌ・グロス)がお勧め。
左から『レプガルテン・アルザス 2018年』(ドメーヌ・グロス)ボトル7000円、グラス1400円、『アルザス・ゲヴルツトラミネール・オー・ピスト 2018年』(ドメーヌ・アンドレ・ロレール)ボトル7000円、グラス1400円