コンティーノ ブランコ|Contino Blanco 2015
コンティーノは、リオハ・アラベサ地区にある、C.V.N.E.社が所有する4つのワイナリーのひとつ。1973年、リオハではじめてつくられた、シャトータイプのワイナリーだ。つまりワイナリーを囲むように自社畑があり、そこで育ち、収穫されたブドウのみをつかってワインをつくる。その畑の面積は約60ヘクタール。そこに植えられているブドウの樹は30年以上の樹齢のものがおおい。ブランコでは、ビウラ、ガルナチャ ブランカ、そしてマルヴァジアをブレンドし、樽熟成する。週2回、澱をかきまぜることで、独特のクリーミーでふくよかにな、しっかりした白ワインを生み出している。余韻も長く楽しめ、魚料理はもちろん、肉料理にもあう。
コンティーノ レセルバ|Contino Reserva 2010
樽熟成期間1年をふくめ、最低3年間の熟成が義務づけられている、レセルバの条件を満たす、コンティーノの赤ワイン。いずれも新樽ではないアメリカンオーク樽(40パーセント)と、フレンチオーク樽(60パーセント)を使用し、2年熟成したのち、2年瓶内熟成をしている。テンプラニーリョをメインに、グラシアーノ、ガルナチャ、マスエロをブレンドしており、テンプラニーリョの醸し出す、黒い果実の香りに、リオハ固有品種 グラシアーノがフローラルさとコショウのようなスパイシーさをくわえる。樹齢40年以上の樹から収穫されたブドウがおおくつかわれ、アメリカンオークがバニラのようなあまりかおりを、フレンチオークがスパイシーさを添えるとマリア・ラレアは語った。今回は、肉料理だけではなく魚料理ともあわせたが、すばらしい相性だった。