「ワイルド・ファーメント」とは?
「ワイルド・ファーメント」とは、野生酵母によって発酵させること。野生酵母は畑を取り巻く環境やワイナリーに生息していて、収穫したブドウをセラーに持ってくれば、その力によって自然に発酵が始まる。培養酵母より安定性に欠けるが、酵母もテロワールの一部であるという考えから、高品質ワインの生産者の多くが野生酵母による発酵に取り組んでいる。
野生酵母による発酵のように、野生酵母ワインを含む自然派ワインを、自然に集まった皆で、ワインレポートのメインライターである山本昭彦氏、大橋健一MW、大越基裕氏の解説を聞きながら飲めると聞いては、ワインホワット編集部スタッフも7月30日に向けてそわそわし始めている。
この3人が一堂に会する上に
このイベントの案内では、「山本昭彦、大橋健一MW、大越基裕の3人が、この1年間で印象に残ったワインを各3種ずつ計9銘柄を選びました。当日は、参加者の皆さんと一緒に飲みながら、ゆるりとワインの説明もします」とある。それはぜひとも飲んでみたいではないか。
何しろ、3人ともワイン業界では一目置かれる存在だ、山本昭彦氏は日本のワインジャーナリストの草分けの一人、大橋健一氏は日本人では二人しかいないマスター・オブ・ワインの資格を持つ一人。しかも現在日本在住の日本人マスター・オブ・ワインは、大橋氏一人だけなのだ。そして大越基裕氏は、「ワインホワット!?」でもおなじみの日本初のワインテイスター。この3人が一堂に会することは、そうあることではない。その3人が選んだ自然派ワインには興味津々。私たちも参加したい、この夏おすすめのイベントのひとつだ。
イベント詳細はこちら
www.winereport.jp/archive/978/