彗星が地球から見える年は、シャンパーニュの当たり年、などという話がありますが、フランスでは、シャンパーニュの泡を星に見立てることもあるのだとか。星のエンブレムをもつ「ニコラ・フィアット」は今年、七夕に星を飲むという楽しみを提案しています。
七夕に五色の生春巻きとシャンパンを
ニコラ・フィアットが七夕にインスタ ライブ開催
日常にちょっと贅沢を
1976年に、ニコラ・フィアットとアンリ・マッカールが創設した「ニコラ・フィアット」は、協同組合と呼ばれる形式のシャンパーニュの造り手だ。
協同組合は、農家からブドウを買って、シャンパーニュを造る造り手だけれど、ニコラ・フィアットの場合、エリア的にはシャンパーニュ全域をカヴァーする、シャンパーニュ地方の5,000を超える協力農家からブドウを仕入れ、もはや無数といっていいそのブドウの選択肢のなかから、ワインを醸造している。ちなみに、シャンパーニュ地方のブドウ栽培従事者は1万6000ほどいるというから、その3分1程度と協力関係にあるということになる。
1976年創業というのは、シャンパーニュの造り手としては、とても歴史的に若い。しかし、その販売数は、創業から30年でフランスNo.1、世界No.3、アメリカNo.5を達成した、というのも特徴で、品質を担保するための厳格なルール故にブドウがなかなかお金に変わらない上、小規模生産者が多いために、どうしても高級になりがちなシャンパーニュのなかで、ニコラ・フィアットは、「特別な時だけでなく、ちょっと贅沢したい日常にシャンパンを楽しむ」新しい文化を創り出す、というヴィジョンを掲げて、その規模を活かし、ターゲットを広くしている、デモクラティックなブランドなのだ。日本では、Amazonや楽天市場といった大手モールでもたやすく購入できる。
その日常のちょっとした贅沢として、今年、ニコラ・フィアットは、七夕に、 星に願いをかけてゆっくりとシャンパーニュを楽しむ過ごし方を提案している。
というのは、フランスではシャンパーニュを飲むことを、きらめく無数の泡にかけて、星を飲むと表現するからだそうだ。ニコラ・フィアットのエンブレムの中央にも、卓越性とラグジュアリーを表すものとして星があり、七夕の夜は、グラスの中にも星空を感じながら、天の川に思いを馳せてみませんか?
というのがニコラ・フィアットからの提案だ。
インスタライブ開催
七夕に先駆けて、7月1日(木)には、ニコラ・フィアットが、そのフラッグシップシャンパーニュ「レゼルヴ エクスクルーシヴ ブリュット」にぴったりなペアリングフードとして、笹飾りの 5色の短冊にちなんだ「5色の生春巻き」の作り方を紹介するインスタ ライブを開催する。
インスタライブで5色の生春巻きを教えてくれるのは、ワタナベマキさん。ライブは彼女のアカウント(@maki_watanabe)で2021年7月1日(木)18:00から、開催される。
全体で45分程度になり、動画はその後、1カ月間 IGTVにアーカイブされる。
実は、この七夕企画の紹介にあわせて、ニコラ・フィアットのチーフワインメーカー ギョーム・ロフィアンさんによる、オンラインイベントがあった。
そこでは、おなじレゼルヴ エクスクルーシヴ ブリュットでも、グラスによって変わる、というのを体験することができて、写真のような、ほとんど同じ形で若干サイズが違うだけのグラスでも香りも味わいは大きく異なった。
グラスが小さいとフレッシュさが勝り、香りも味わいも、よりシンプルなイメージになる。
これが大きなグラスになると、香りの複雑さはぐっと増し、味わいもフレッシュさだけでなく、熟成感もよりよく感じられるようになった。
せっかくならば、やや大きめのグラスを用意して、そして最初はよく冷やして。徐々にワインが温まってきて、グラスの中に香りや味わいが広がり、複雑化していくのを体験してみて欲しい。
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