日本のワイン造り140周年の年に
日本のワイン造りは、今年140年を迎える。シャトー・メルシャンの源流である日本初の民間ワイン会社「大日本山梨葡萄酒会社」は、140年前の明治10年(1877年)に誕生。2人の青年(高野正誠と土屋龍憲)をフランスに派遣し、ブドウ栽培と醸造技術を学ばせ、本格的なワイン造りを開始した。その日本のワイン造りの基礎を作った2人の青年の生家である高野家と土屋家のブドウを使用したワインが、シャトー・メルシャンから新発売されるという
新ヴィンテージワインについて
2016年は暖冬で、4月の気温は観測史上3番目に高く、その後も天候に恵まれ、甲州ブドウの開花は過去10年で最も早かった昨年と同日。その後も天候に恵まれ、2016年は、甲州ブドウにとって恵まれたヴィンテージとなった。
「シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 2016」
約1000年前に伝来したといわれる、日本固有のブドウ品種「甲州」。その隠れた香りのポテンシャルを、ワインの香りの世界的権威であるボルドー大学デュブルデュー研究室との共同プロジェクトにより引き出したことにより、まったく新しいスタイルを確立した甲州ワイン。
「シャトー・メルシャン 甲州グリ・ド・グリ 2016」
淡く灰色がかった(灰色=仏語でGris)赤紫色の甲州ブドウ。「この色の付いた果皮の周りにおいしさがあるのでは?」という仮説から、赤ワイン的な造りの要素を入れたいくつかの方法でキュヴェを仕込み、それらをバランスよくアサンブラージュした。
「シャトー・メルシャン 山梨甲州 2016」
山梨県の甲州ブドウを使用し、渋みとうまみの豊かな甲州ブドウの個性ある味わいをシュール・リー製法により引き出している。柔らかく厚みと豊かさが感じられる辛口の甲州ワインで、バランスの良い味わい。甲州の繊細な味わいの中にも程よい厚みとうまみを感じられるのが特長。
新商品について
「同 岩崎甲州 2016」
シャトー・メルシャンの源流である大日本山梨葡萄酒会社は、明治10年(1877年)、高野正誠と土屋龍憲をブドウ栽培とワイン醸造を学ぶためフランスに派遣した。日本のワイン造りの基礎を作ったこの二人の生家である、高野家と土屋家は、現在も勝沼町岩崎地区でブドウ栽培を行っている。両家が育てた甲州ブドウを使って、樽で発酵・育成した。この地区の甲州ブドウは、他の地区に比べタンニンが多く、しっかりとした味わいのブドウが育つ。さわやかな香り、やわらかな果実味と奥行きのある味わいを楽しめるワインだ。
商品概要
1.商品名・色・アルコール・詳細産地
シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 2016 白 10.5% 山梨県甲州市主体
シャトー・メルシャン 甲州グリ・ド・グリ 2016 白 11.0% 山梨県国中地域主体
シャトー・メルシャン 山梨甲州 2016 白 11.5% 山梨県
シャトー・メルシャン 岩崎甲州 2016 白 11.0% 山梨県甲州市勝沼町岩崎地区
2.容量・容器 750ml・びん ※「山梨甲州 2016」のみ750ml・360ml
3.カテゴリー 分類果実酒
4.発売日 2017年5月16日(火)
5.発売地域 全国
6.価格 オープン価格