世界でブレイク、ロゼワイン
世界では、10年以上ロゼブームが続いている。フランスではこの10年で、ロゼの販売量は3倍に増えたそうだ。今では、生産量で白ワインを抜き、消費量はスティルワインの30%を占めているという。つまりは4本に1本の割合でロゼワインが飲まれているわけで、いかにフランスの食卓でロゼが飲まれているかがよく分かる。
日本でも、ロゼワインの消費量は大きく伸びている。特にお花見シーズンにロゼの需要は高まる。
お花見の雰囲気にその桜色が合うこと、華やかイメージがすること、幅広い食事に合わせられる便利さ、そんな理由から、お花見にロゼが好まれるようになったのだろう。若者のビール離れや、酒ビギナーにとっての日本酒やウイスキーのとっつきにくさなども背景にして、飲みやすくおしゃれなイメージもあるロゼは、今では花見酒の定番の一つになった。
確かに最近のロゼは美味しい。いや昔から美味しいロゼはたくさんあったが、日本でも手軽に手に入るようになった。すっきりした辛口の美味しいロゼが、がぶ飲みできるリーズナブルな価格で手に入る。ワイン雑誌の編集をやっているせいで、よく知人にオススメワインを聞かれるのだが、そんな時にロゼを勧めることが最近は多くなったように思う。
フランスで人気のロゼパンって?
「ロゼパン」をご存知だろうか? 昨年の夏にフランスで流行ったというロゼの飲み方。正式名称は「ロゼ・パンプルムース」という。パンプルムースとは、フランス語でグレープフルーツのこと。つまり、ロゼワインをフレープフルーツ果汁で割ったワインカクテルだ。
これ、日本でも流行るではないだろうか。サングリアよりも簡単だ。ロゼとグレープフルーツジュースを買ってくれば、アウトドアでもその場で作れてしまう。さっぱりした美味しさと軽い飲み口は、最近の若者たちの好みにも合うように思う。。グレープフルーツ以外にも、ロゼは、イチゴやピーチなどさまざまなフルーツジュースを用意して飲み比べてみるのも楽しい。
シャトーメルシャンから、花を愛でる春のロゼ3本セット
というわけで、、毎月季節に合わせたテーマでワインを提案している「マンスリーシャトーメルシャン」の今月の企画は、お花見にオススメのロゼワイン。桜の季節にぴったりの美しい春色のロゼワイン3本セット「シャトー・メルシャン 花を愛でる春のロゼ3本セット」の発売を開始した。
「シャトー・メルシャン 花を愛でる春のロゼ3本セット」の内容
300セット限定 6,540円(税込)
シャトー・メルシャン アンサンブル ももいろ 2014
(ロゼ・辛口・750ml、アルコール度数12%)
キメ細やかでなめらかなタンニンとしっかりとしたボディのメルローを主体に、なめらかなテクスチャーと華やかな香りのマスカット・ベーリーAなどをバランスよくブレンドしたうまみのある辛口ロゼワイン。2016年に開催された「G7伊勢志摩サミット」では、2013年ヴィンテージが供された。
長野のあわ 2014
(ロゼ・辛口・720ml、アルコール度数12%)
長野県で収穫されたブドウを使用し、程よい飲みごたえとすがすがしい香りの、バランスのとれた繊細で心地よい口当たりのロゼスパークリングワイン。『あわ』は、日本のブドウによる、しっかりとしてきめ細やかな心地よい泡立ちのワインを意味する。
シャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤード ロゼ 2014
(ロゼ・辛口・750ml、アルコール度数12.5%)【限定品】
長野県上田市丸子地区の自社管理畑『椀子(マリコ)ヴィンヤード』で収穫されたカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラーなどを使用している。華やかな香り、心地よい酸味と豊かな果実味のバランスが良い、本格的な辛口のロゼワインだ。上田市・ワイナリー限定品。