5月6日は、羊肉を食べる日
北海道と言えばグルメの聖地。食材の宝庫でもある北海道に行くのを楽しみにしていた人も多いと思います。ジンギスカンも北海道グルメの売りの一つですが、ジンギスカンのメッカと称されるサッポロビール園も4月から5月末まで閉園となっています。
GWの始まりの4月29日は語呂合わせで「429:羊肉の日」として羊肉を食べよう!と「ジンギスカン食普及促進協議会」が喧伝しています。肉類の中でも血圧やコレステロール値、体脂肪を下げるL-カルニチンを多く含み、鉄分やビタミンB群も豊富で体を温め、疲労回復の効用もある羊肉は、免疫力アップが叫ばれているコロナ禍状況下でマストな肉類かもしれません。
ブルガリアでは5月6日の聖ゲオルギーの日が羊肉を食べる日となっています。聖ゲオルギーはイングランドでは聖ジョージ、カタルニアでは聖ジョルディなどと呼ばれ聖人が殉教した4月23日を祝日にしていますが、ユリウス暦を基準とする正教では5月6日がその日に当たりゲルギョヴデンと呼ばれています。
勇敢な軍人であったゲオルギーはドラゴン退治の逸話で有名ですが、羊飼いの守護聖人でもあるためこの日にはラムを食べワインを飲んで祝日を祝うのが慣わしになっています。
ラムに合うワインと言えばブルガリアの固有品種を使った「メゼック マヴルッド」。ラムの魅力を伝える「ラムバサダー」でワインのスペシャリストでもある沢樹舞さんはじめワインと食の専門家が選ぶ「ラムワインコンテスト2019」で2017年のヴィンテージが「グランドラムワイン賞」に輝いています。
黒ぶどうの中でも抗酸化物質、いわゆる長寿物質レスベラトロールが一番多く含まれていると言われるブルガリア・トラキアヴァレーのマヴルッドを「健康肉」のラム料理とペアリングさせ免疫力をアップしてください。