展示会では今年の注目すべき国としてブルガリアが選ばれ、トップワイナリーの一つであるカタルジーナエステイトはブルガリアを代表してブルガリアワインのハイクオリティでリーズナブルな点をアピールしました。
またカタルジーナのニコロヴァCEOはブルガリアのワインプロデユーサーの代表としてO.I.V(国際ぶどう・葡萄酒機構)マスタークラス30周年記念会議に招かれ、カタルジーナのワイン造りやトレンドについて講演をしました。
ブルガリアは他の東欧諸国と比べてもワインに関する情報や発信があまり無く、またプロモーションなど不得手でもある国です。
現在ワイン造りは世界のあらゆるところで行われ、今までワインとはあまり縁のなかったタイやインド等の亜熱帯地域にまで広がっています。
フランス、イタリア、スペインをはじめ西欧の主流派はもちろん、米国、南米、オセアニア、南アフリカなど、躍進著しいニューワールドと呼ばれる国々や、日本も含め新興国もしのぎを削って自国のワインのアピールをしています。
西欧より遥か昔からワイン造りを始め、ワイン神ディオニソス発祥の地でもあるブルガリアは多くのセールスポイントがありながら後手に回っている感は否めません。
その中で創設10年を経て、これから世界に向けて勇躍出て行こうとしているカタルジーナは積極的に広報を始めています。名高いワインコンクールに出品するのもその一環です。
醸造家はじめカタルジーナのメンバーは必ずしもコンクールでの評価に価値があると思ってはいませんが、自分たちのワインの客観的な評価を知るためと、古代から続くワインの国を代表して、その情熱と誇りを広く世に知らしめたいと言う思いで参加しています。最近の主なコンクールの受賞結果は以下の通りとなっています。
ドイツ ムンドゥスヴィニ2017
ゴールドメダル ショパンノクターン、ショパンバラード、クエスチョンマークゴールド、カタルジーナリザーヴ(ベストブルガリアワイン賞も同時受賞)
CWSA2017(チャイナワイン&スピリットアウォード:アジア最大規模のコンクール)
ダブルゴールドメダル カタルジーナリザーヴ(ベストブルガリアワイントロフィー同時受賞)、ゴールドメダル アンコールシラー、クエスチョンマークゴールド、その他
サンフランシスコ インターナショナルワインコンピティション2017
ゴールドメダル カタルジーナリザーヴ(ベストオブネーション同時受賞)
ヴィナリエインターナショナルパリ2017
ゴールドメダル アンコールシラー
シラーデュモンド2017
ゴールドメダル アンコールシラー(シラーデュモンド世界トップ10シラー認定)