2次試験では、日本酒独自の醸造過程こそがワインとの対比で面白い部分だと思うので、そこの論述が出るのではないかなと勝手に思ってその部分を集中的に復習している今日この頃です。
また、2次試験と言ったら何と言っても「ブラインドテイスティング」ですね。こればかりは一夜漬けでは何ともなりません・・・・。どう勉強しようかも試行錯誤しながら考えているところです。
そんな時、ちょうど、日本酒のセミナーを教えてもらい、『八海山』さんがいらっしゃるということで、いい機会なので参加してきました。そこでいろいろな『八海山』を飲んだのですが、どこに自分の中で基準を置くのかが大切だなと実感した次第です。
勉強になったこと、判断するための基準を作るということ。
いろいろな特定名称酒を飲み、その差異を自分の中でどう作り出すかがポイントだと思いました。自分の中では「特別本醸造」を中心にしようと決めました。
なぜなら一番、飲みやすく自分の中では一番「プレーン」の存在だからです。それを意識すると自分の中では結構分かりやすくなりました。このやり方、結構オススメです。
また、1次試験で勉強はしたが飲んだことがない「貴醸酒」というものも、今回、八海山の貴醸酒で体験することができました。これはもしテストに出たら一発で分かりますね、甘さが半端ないので1秒で分かるかと思います。恐らく出題されることはないかと思いますが・・・。
後日、WINE-WHAT!?主催の10月発売号の「3000円以下のバリュー・ワイン・コンクール特集 秋編」にも参加させて頂いたのですが、ワインも同じで、いろいろ飲んで「考えて」しまうと分からなくなってきたりしますね。特に沢山あるとなおさらです。
日本酒もワインも、飲む前に基準が自分の中であると「あ、やっぱりこれはシャルドネだな」「これは明らかに南のワインだな」などとワインも大枠推定することができるのだと思いました。当たり前のことですが。
たくさん飲んでも問題意識を持って飲まなければダメだということ、身を持って感じた次第です。あと好きなやつと、嫌いなタイプは自然と「感じる」ことなので、本能的に「好きか」「嫌いか」のバロメーターもうまく使っていきたいと思いました。私の場合、苦手なやつが出たら山廃の可能性高いのです!
最初の香りの「第1印象」と、一口飲んだ時の「第2印象」、それだけで何かを判断した方が私レベルの人間は正解7割に近づけるのかなと思った次第です。
違いを明確にする判断基準は多いに越したことはありませんが、混乱しては本末転倒、確実な軸を持つべきだと思いました。
学生時代にやったマークシートテストと一緒ですね。最後に変えた答えって往々にして間違っていて、正解は最初に決めた答えだったりしますからね・・笑
さぁ残り2週間、日本酒集中して飲みたいと思います。