つくねにピノ・ノワールの楽しき出合い
「アルザスのピノ・ノワールはチャーミングな香りと余韻が好きです」と店主の今井充史(たかし)さん。
特に『ピノ・ノワール』(ジャン・ガングランジェ)はお気に入りの1本だ。
このワインにお勧めなのは「つくね」。これはビュルゴー家シャラン鴨の赤身の旨味と天城軍鶏のナチュラルな肉質を合わせたもの。穏やかなタンニンが濃いめのつくねを包み込んでくれる。
2品目のフランス・ヴォージュ産の優しい味わいのウズラには、アロマティックな『ミュスカ 2016年』(クリスチャン・ビネール)を合わせて。野菜も力のある山梨のワイナリーの無農薬を使用。素材もワインも選ぶ目は厳しい。