東京・白金台にある鮨の「鯛良(たいら)」さんが監修した焼鳥屋さんが、昨年9月オープンしたと聞いてお邪魔してきました。
表参道駅B1出口から徒歩5〜6分、青山の骨董通りを少し歩いたところにある隠れ家のようなお店。
店内は白木を基調としたカウンターが広がり、清潔感の溢れる落ち着いた雰囲気。
焼場から出る煙は客席にはいかない造りになっているので全く煙たくありません。
個室もありますが、今回はカウンター席に案内されました。
まず乾杯は泡で♡
ジェイコブス・クリーク
わ スパークリング
すっきりとした口当たりで、フレッシュな酸味があります。わずかな苦味があるのですが、これが和食と相性ばっちり!
机の上にはお味噌が3種類(鶏のそぼろ味噌、もろ味噌、辛味噌)並んでいて、お料理にあわせて頂きます。
串はどの串にしようか迷いすぎて決められなかったのでオススメでお願いしました。
そして串に合うワインもお任せでお願いしました。
まずは白ワインから。
鳥居平 キュヴェ・ヒデカ・ブラン
国産山梨のワイン。
なんとも優しい口当たりで、気品のある酸味が印象的です。
たっぷりとしたミネラルも感じて、これは和食にはびったりです!
きれいに処理された白レバー。
とっても濃厚でまろやかです。
これがまた白ワインにぴったり合います。
なかなかの希少部位なので他の焼き鳥屋さんに行っても品切れのことも多く、やっと食べられました。
黄身を丸ごと口の中に含んで噛むと、ぷちっとはじけてどろりと黄身が流れ出します。
濃厚な黄身をからめて食べると、うなるほど最高。
初めて聞く部位で、このネーミングがすっかり気になってしまいましたが、はつもと、心臓と肝をつなぐ管のことだそうです。
この噛み応えのある食感やみつきになります。
続いては赤ワイン
カ・マルカンダ プロミス
世界でもトップクラスであるガヤさんの赤ワイン。
初めはみずみずしい果実の味わいですが、時間が経つとタンニンの味がしっかりでてきて重厚感が増します。
形は小さなインゲンのようで、味はししとうをもっとあっさりとしたような味。
小さくて繊細ですが、絶妙な焼き加減で提供してくれました♡
モモのつけ根の部分。
ほぼモモなのですが、もぎゅもぎゅした筋肉の強さをよく感じる食感であっさりした味です。
焼き鳥ではなく、もはや焼き牛ですね!
つやつやな尾崎牛が絶妙な焼き具合で出てきました。
脂が甘くて柔らかく、もう口の中でずっと噛み締めていたい!
希少部位の種類もかなり豊富ですし、
なんといってもカウンター席で大将と楽しく話しながら頂くお料理は最高でした。